2011年12月3日土曜日

「光」と「魂」

重要な打合せが3つも重なってバタバタだったのですが、その合間に四谷で開催中の知人の写真展2つをハシゴ。どちらも寒い日に心が温まる内容でした。


 


 111202_A_2473
111202_B_2479■OLYMPUS PEN E-P3+DG SUMMILUX 25mmF1.4ASPH.



【上】四谷のルーニィ247フォトグラフィーで「Holy light Daily sight」を開催中の加藤俊樹さん


加藤さんは今は某カメラメーカーにお勤めですが、以前はCAPAの編集長をされていました。何を隠そう、フリーの編集者だったシカノに「うちの仕事もやってくれない?」と声を掛け、カメラ関係の仕事をするきっかけを作ってくださった大恩人。シカノに「ブログをやらない?」と提案してくださったのも加藤さんです。


そんな加藤さんとは北海道やタイなど、遠方の取材でたびたびご一緒したのですが、カメラマン並みにカメラを手から離さない不思議な編集長でした。まあ当時からなんとなく作風は存じ上げていたのですが、写真展というかたちで拝見するのは初めてだったので、いろいろ新鮮ですね。今まで「点」で拝見していた作品が、「線」や「面」でつながったというか。


残す会期は明後日の日曜までですが、プリントの向こうから「光」を感じさせる加藤ワールドを是非。



【下】そのルーニィから歩いて5分のアイデムフォトギャラリー・シリウスで、「魂曳く男たち〈大阪府泉南郡熊取町小垣内〉」を開催中の田頭真理子さん


大阪・熊取町の熊取だんじり祭に11台出るだんじりのひとつ、小垣内(おがいと)のだんじりに密着したドキュメントです。この内容で先日写真集も出版されました。
田頭さんとはかれこれ5年ほどのお付き合いになるのですが、すっかりエラくなられて……。もう「コラッ!タガシラッ!」とは呼べないですね。呼んだことはあまりないですが。


実は僕も今年10月、田頭さんと熊取だんじり祭に行って、小垣内の皆さんにお世話になったばかり。勇壮なだんじりとその周囲の男たちを、一応女子(笑)の田頭さんが激しく、そして優しく写しています。


こちらは12/7(水)までです(※日曜はお休みなので注意!)。