今日は銀座通りに50万人が集まったという、ロンドン五輪メダリストの凱旋パレードに行ってきました。というよりもキヤノンの銀座サービスセンターへ行く用事があったので、「パレード見られるかな?」くらいのノリで、ちょっと早く出掛けてみただけなんですが……。
銀座のパレードを撮るんだったら、背景は和光か三愛に決まってるじゃろが!ということで、晴海通りの南側を目指していくと……。着いたのが始まる30分くらい前だったのに、たまたまいい場所がキープできちゃって早くから来ていた方ゴメンナサイという感じでした。
そしてパレードを待つ間、状況を知るためにワンセグという文明の利器を初めて使いました。こういうとき便利ですな。
■EOS 5D MarkIII+EF17-40mmF4L
朝のワイドショーでは小倉さんが「望遠レンズを持っていけば選手が撮れます」と言っていましたが、シカノは当然そんな狙い方はしません。こんな珍しい光景はもちろん超広角だよ(まあ本当なら遠くから望遠で抜きたいんですけどね)。
なので実際には車列とかなり近め。僕はノーファインダーでこの写真を撮りながら、肉眼でバスを追っていたのですが、選手の表情がはっきりと見えました。
しかし沿道はすごい人・人・人。そして皆さんカメラやスマホで撮る・撮る・撮る。先にアップしているFacebookにも書いたんですが、まるでみんな一斉に「腕を伸ばす運動~!」です。
50万人のうち半分の人が写真を撮ったとして、メダリストを乗せたバスは4台。撮影枚数は1台につき1枚と少なく見積もっても、25万人×4枚=100万枚の写真が撮られた計算になります。
実際にはもっと撮っているだろうし、それこそ僕だけでも200枚くらい。さらに報道の人もいるから、パレードの20分間で撮影された総枚数は200万枚とか300万枚かもしれません。
そういう同じ場面で撮られた膨大な写真を、うまくつなぎ合わせると何かおもしろいアーカイブができそうな気もするんだけどな。
2020年の東京オリンピックで、そんな技術が実現……なんてことを期待。