2012年8月12日日曜日

傘があるけど…

今日は早朝の男子サッカー・日本×韓国を見る…ためにアラームを午前2:30にセットし、昨晩は早めに寝たのですが。

結局起きたら空は白み始め、メキシコ五輪以来のメダル獲得はなりませんでしたとさ。

そのままたまっていたメールの返信やら何やらを片付けた後、故宮を挟んだ向こうにある瑠璃廠へ。僕が北京へ行くたびにブログに登場する篆刻職人の韓先生の工房へ、頼むものはないけど顔を出しにいきました。

工房には韓先生と、先生の弟子……という扱いの娘がいたのですが、娘が立派に成長されて(もちろん容姿的な意味で)びっくり。前に見たのはたぶん2年前で、今は高校生くらいだと思いますが、将来は「美し過ぎる篆刻職人」とかになるんでしょうか。
でも美し過ぎる篆刻職人候補は、お父さんと交代でお昼をとるため、僕が来てすぐに近所の自宅へ帰ってしまいました。


120811_A_3571なので写真はパパだけ。

しかし娘の成長よりびっくりしたのは、レトロな工房にエアコンが設置されていたこと。路地裏に向けて扉を開け放った工房で、扇風機の風にあたりながら熱い中国茶を飲むのが「ああ、北京の夏だなぁ」と感じるひとときだったのに……。

僕が片言の中国語で「暑かった頃が懐かしいですね」と言うと、「そうだろう? ありゃ汗だくでたまらんかった。今は涼しくて快適そのものじゃ」みたいなことをうれしそうに話していました。韓先生は訛りがきつくて何を言っているのかまったくわからないので、表情から勝手に推測していますが。


その後町をぶらぶらしていると、それまで怪しかった空から激しい雨が。慌てて傘を買うために飛び込んだ便利店は、たぶん小学校低学年くらいの女の子が店番中。
まあ子供が店番をしているのは北京では珍しくないのですが、僕が「有没有雨傘?(傘はありますか)」と尋ねると、突如立ち上がって棚をよじのぼり、上の段の奥から折りたたみ傘を発掘。ところがピンク色なのを見て「女物だ……」と言って戻そうとしたので「没関係!(気にしないで)」と制して何とかゲットしました。北京じゃオッサンも女物の日傘さしてますからね。

でもびっくりしたのは値段を尋ねると「20元(約250円)」とすぐに答えたこと。たしかに便利店で傘買えばそれくらいだわ。棚の奥にある在庫の値段まで把握しているとは恐るべし……。

ところがこの傘、これぞ「中国制造」の決定版ともいうべき品質でして。まず金属部のあちこちにバリが残っていて、開くと同時に右手親指の腹をグッサリ……(血)。しかも使用開始1分で、1か所糸が切れてしまう始末。

それでもホテルに戻るまで今日一日耐えて、雨から守ってくれたました。ちなみに中国で傘を買うのは4回目か5回目で、日本に着いたら雨という場合があるので持ち帰るんですが、何度か使うと使用不可になります。これはピンクの花柄だから、それ以前の問題ですが。




120811_B_3677120811_C_3681■OLYMPUS OM-D+M.ZUIKO 12mmF2.0/LUMIX G12-35mmF2.8

雨のスナップって嫌いじゃないので、壊れかけたピンクの傘を片手に、晴れている日は撮れないものをいろいろ撮りましたです。