昨日・今日と月一恒例の七面山へ行ってまいりました。
今日はとても見事な御来光を拝めたのですが、その後富士山を背にして、本殿へ戻ろうとすると……
■OLYMPUS OM-D+LUMIX G12-35mmF2.8
こんな光のマジックが。映っている人影の主は、もちろん僕です。
四角い“フレーム”は随身門という門なのですが、このフレーム越しの光が年に2回、春分の日と秋分の日には、写真の右の本殿の中央に当たります。今は軒の部分に当たりますが、外陣が建て増しされる前は、本殿奥の厨子に安置されているご本尊に当たっていたそうです。
というわけでそれを実際に見てみましょう!というわけで、またまた「七面山へ登ってダイヤモンド富士を拝もうの会」の案内です。
そうそう、雨天中止ですか?というお問合せをいただきましたが、雨天決行です。もちろん雨天どころか、晴れていても雲がかかればダイヤモンド富士は見えませんが、なにせ標高2000m近い山ですので、それは直前までわかりません。仮に99%無理そうでも、台風直撃で登るのが危険とかでない限りは登ります。
●日程:9/21(金)~9/22(土・秋分の日)
●集合:山梨県早川町・七面山登山口に21日午前10時です。基本的に集合場所まで車で来られる方が対象、とお知らせしていましたが、8:43甲府駅発・9:24下部温泉駅着の特急ワイドビューふじかわ4号(JR身延線)で下部温泉まで来ていただければOKです。新宿を7時ちょうどに出るスーパーあずさ1号に乗れば、この特急に乗り換えることができます。
●行程:標高差1200m(登山口は標高約500m、山頂敬慎院は標高約1700m)を5時間を目標に登ります。敬慎院に到着後、入浴→17時に食事→18時半から夕方のお勤め→21時に就寝→翌朝に御来光→朝食→下山→解散、です。登山口での解散は正午頃を目安に考えています。
●参加費:登山口までの交通費は各自。敬慎院は1泊2食5200円です。なお宿泊は大部屋で、食事は精進料理になります。食料の持ち込みは可ですが、肉・魚・卵を使った食品は境内では食べられません。お酒は夕食に御神酒が出ます。
●注意:標高差と距離がそれなりにあるので、できればスニーカーではなくトレッキングシューズで。傾斜のきつい砂礫ですので、ソールの薄いランニングシューズや、コンバースのようなスニーカーは確実に足を痛めます。
敬慎院は北海道とほぼ同じ気温で、朝晩はかなり冷え込みます(今朝は8月なのに気温12度、吐く息が白かった)。フリースやパーカーなど防寒対策も必要です。
●撮影に関して:境内は基本的に撮影自由ですが、本殿内のみ撮影禁止です。登り下りのことを考えると、機材は最小限にとどめることをおすすめします。御来光は広く写すなら28mm相当、富士山をアップで撮るとしても100mm程度で十分ですので、標準ズーム一本で事足りるかと思います。
三脚は日の出直前になれば必要ありませんが、場所取りや夜明け前の空を撮るには必要です。荷物は1個500円で索道(貨物用リフト)に乗せてもらうこともできますが、この日は混雑が予想されるので、小型軽量のものがあれば持って登るのが確実です。
なお写真撮影を目的としているわけではないので、写真を撮る撮らないは自由です。
●その他、七面山に関することは敬慎院ホームページの「登詣案内」に掲載されています。
参加したい、あるいは質問があるという方は、遠慮なく僕までメールください。現時点で参加予定の方が8名、まだわからないけど参加したいという方が4名いらっしゃいます。
なお参加予定の方には、追って詳細をメールいたしますので、しばしお待ちください。