2016年11月12日土曜日

写真展5日目

写真展5日目。初めての週末。昨日までも来客の多さにてんやわんやでしたが、今日はその倍くらいだったような…。

そして16時から写真集をディレクションしてくれた三村漢くんとの90分一本勝負なトークショー。ついスライドを多く作り過ぎてしまったのと、やたらと漢くんに振ってしまい、自分が話すつもりだったことは3割くらいしか話せませんでした。すみません。

でも今日の漢くんの話、対談相手の僕も非常に参考になりました。彼とはずいぶん長く仕事をしていますが、それゆえに会話なしで通じてしまう部分もあり、「ああ、そう考えてこの結果になったのか」という発見の連続でした。

会場にいると「自分もスナップを撮っていますが、どうもこんな風にうまく撮れなくて…」という方が結構いらっしゃいます。作品を拝見していないので断言はできませんが、たぶんそれは撮影の技術や機材のせいではなく、撮る前、あるいは撮っているときに完成形が見えていない(つまり漠然と撮っている)のではないかと思います。技術が拙くても、ゴールが見えていればシュートまで持ち込み、得点できる可能性はあります。逆にゴールが見えていないと、どんなにテクニックがあっても自軍から出られません。

じゃあゴールはどうすれば見えるの?というところで、今日の漢くんの話がとても役に立つと思います。聞けた方はとてもラッキーだったんじゃないかな。


■D750+Ai-Nikkor50mmF1.8S

お越しいただいた皆さま、そして漢くん、ありがとうございました。