2010年5月7日金曜日

写真展巡り

今日はやっと仕事もひと段落。歯医者に行ったり雑用を済ませてから、写真展巡りをしてきました。


まず新宿のアイデムフォトギャラリーシリウスでやっている安田菜津紀さんの「明日を忘れないために ~僕らをつなぐフィリピンの歌声」。


いやー、僕よりひと回りも年下でこれだけいい仕事をされちゃあ……。でも若い芽は摘みませんので(っていうか摘めるほどエラくもないので)安田さん例の話よろしくお願いします。という私信はさておき、写真展は12日までです。明日は渡辺真理さん司会のギャラリートークもあるそうです。


その会場には安田さんもいらしたのですが、写真を見ていると首筋に後ろから息を吹きかけてきて……ええーっ安田さんどうしちゃったの!? と思って振り返ったら、不肖シカノにブログというものを始めさせた張本人・キヤノンのカトーさんでした。40過ぎのオッサンに息を吹きかけられても……。


カトーさんと話し込んでいたら、そこに萩原和幸さんもやってきました。萩原さんは今月25日から渋谷のルデコでグループ展「『kwenda』exhibition#1“photograph”」です。


そんな愉快なカトーさん&萩原さんとすっかり話し込んでしまい、その後行く予定だった飯塚達央さんの「白い夜」(水道橋のアップフィールドギャラリー)には行けそうになかったんですが、ダッシュで閉館15分前に到着。
あいにく飯塚さんは北海道に戻られて不在だったのですが、ローライフレックスで撮った北海道の夜が、美しいプリントで展示されていました。僕も以前はマミヤ6やローライフレックスにモノクロを詰めてスナップを撮っていたので、とても興味深いというか、ああいいなぁ……と思いながら拝見。北海道の空気が水道橋まで伝わってくるような写真展でした。こちらは9日まで。急げ!です。


その後はキヤノンギャラリー銀座へ。たまたまというかなんというか、EOS学園タネキヨ教室の皆さん(+講師のタネキヨ)と遭遇。ちょうどギャラリー内の“EOS学園コーナー”で生徒の皆さんの力作が展示されていたのです。


タネキヨ教室ご一行はそのまま飲み会へ突入。そこに僕もお誘いいただき……いやはや楽しい宴でした。僕はたまたまなりゆきで写真をメシの種にしているわけですが、それをお仕事の後スクールに通ってまで勉強している方たちのお話は、とても参考になります。出版にせよ広告にせよ、見てくださる方あってのカメラマンですからねえ。
とかいいつつ話題の中心は“タネいじり”でしたが(笑)。



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■EOS 7D+EF-S15-85mmF3.5-5.6IS


雨が降ったときはモノクロ……と思っているのですが、銀座ならカラーでも絵になりますね。北京は晴れてもなかなか色味がなくて、仕事で撮影に行くと結構苦労させられます。個人的にはそれがまたよいのですが。