Twitterなんぞ見ていると、カタギの皆さんは年賀状を書いたり、帰省したり、買い物したりといったご様子ですが……シカノは今日も左にカメラ、右に三脚を担いでお仕事です。
これで仕事納め……といいたいけど、ええ、例によって年をまたいでお仕事です。
そして年賀状は印刷だけは上がっていますが、宛名にはまったく手を着けていません。もれなく寒中見舞いとなる見込みです。
Twitterなんぞ見ていると、カタギの皆さんは年賀状を書いたり、帰省したり、買い物したりといったご様子ですが……シカノは今日も左にカメラ、右に三脚を担いでお仕事です。
これで仕事納め……といいたいけど、ええ、例によって年をまたいでお仕事です。
そして年賀状は印刷だけは上がっていますが、宛名にはまったく手を着けていません。もれなく寒中見舞いとなる見込みです。
今日は朝から羽田のスタジオでモデルさんを撮影…の後、羽田空港へ。大きなリュックを背負って、どう見てもこれから飛行機で帰省するモードでしたが、目的地は新千歳でも関空でも博多でもなく展望デッキでした。いや、これも仕事ですよ。
展望デッキには一眼レフ+超望遠ズームでボーイング787を狙っている人がいっぱいいましたが、僕は「えっ、それで撮るの?」という機材で撮影……。隣の人が不思議そうに僕を見ていました。そうですよね。でも慣れると結構イケるんですよ。
■OLYMPUS PEN E-P3+DG SUMMILUX 25mmF1.4ASPH.
787と747。あ、これを撮った25mmが「それで撮るの?」なレンズではないです。「それ」については来年1/20発売の「デジキャパ!」2月号をどうぞ。
昨日今日と七面山に登ってきました。昨日の夕方はマイナス10度、そして今朝はマイナス11度。もはや寒いというより痛いですね。
今年は毎月登るのを目標にしていましたが、無事にケガもなく達成できました。来年も毎月……は厳しいけど、とりあえず5月のコニカミノルタプラザでの写真展に向けて、4月までは毎月登るつもりです。1月2月はもっと痛いわけですが、寒いときしか撮れない写真もありますからね。
人の横顔……のような霜柱。標高1000mを越えたあたりからは霜柱の上を歩いている状態で、長いものは20cmくらいありました。
ところで日経トレンディネットに、僕の書いた「予算3万円! 撮影の幅が広がるデジカメアクセサリー」という記事がアップされました。冬のボーナスやお年玉の使い道をお考えの方はぜひ参考にしてください……ってこれを読む方は、お年玉をもらうんじゃなくてあげる方ですね。
ちなみに七面山ではいつも1位に選んだコレが活躍しています。もはやコレがないと登れません。
今日はあちこちを忙しく駆け回ったのですが、駆け回り過ぎて何も写真を撮っていなかったので、こないだの上海から……。
明日・明後日は七面山へ登ってまいります。1月から毎月登っているので今年12回目。来年5月の写真展まで、登れるチャンスもあと数回だと思うので、一回一回を大切にしたいですね。
一昨日233写真部のメンバーと九段下ビルへ行ったことをブログに書いたところ……。
アトリエで写真を展示していた桐生さんから、Twitter経由で「25日、大判カメラで黒い礼服を来た方々に集まっていただき、集合写真を撮影したいのですが」とのお話が。せっかくですので協力させていただければと、久しぶりに黒い礼服と黒いネクタイと黒い革靴を引っ張りだし、九段下ビルへ行ってまいりました。
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 12mmF2.0
というわけで30人くらいは集まったでしょうか。通りすがりの人たちは、みんな不思議そうに様子を眺めていました。そりゃそうですよね。真ん中の写真で三脚を構えているのが桐生さんで、東京芸大の大学院生だそうです。
撮影の後は、九段下ビル最後の住人となった画家の大西さんが、とくべつにご自分の部屋を公開……というのが下の写真。束の間のフォトセッションでしたが、貴重な体験でした。桐生さん大西さん、ありがとうございました。
今日は朝早くからロケ…といっても場所は銀座だったのですが。
昼に無事終わって、メシを喰って、キヤノンのサービスセンターで調子の悪いレンズとストロボを修理に出して、やれやれ……と思ったのも束の間。
ポケットにもカメラバッグにもどこにもケータイがない!
行きの地下鉄で使った記憶はあるものの、思えばその後は触っておらず。急いで銀座通りのドコモショップへ駆け込み、電波を止めてもらうと「ナントカ補償サービスに入っておられるので、5000円で新しい端末をご用意できますが」と。
ナントカ補償サービスというものに入っていることすら知らず、ラッキー!と喜んでいいのか、月何百円か徴収され続けてきたことに憤るべきなのか……。バックアップデータがあるとはいえ
、新しい端末があればいいという話でもないので、一応探してみますということに。
ドコモショップのおねえさんが「交番に行ってみてください。意外と届いていたりしますよ♪」というので、そんなうまくいくかいなと思ったら……届いてました。
おまわりさんによると、拾った方が名乗らずに置いていかれたとのことです。銀座一丁目交番に黒のXperiaを置いていかれた方、本当にありがとうございます。
帰宅してすぐにXperiaとパソコンとつないで、データのバックアップをとったのはいうまでもありません。あとドコモショップのおねいさんによると、GPSで見つかる可能性は高いので、GPS機能はオンにしておけと。ただXperiaはお探しサービスに対応していないそうですが……。
全然話題は変わりますが、上海で撮ってきた動画をYouTubeにあげてみました。
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 12mmF2.0
まずは夜の南京路(上海のショッピングストリート)に出現する、路上ディスコです。もっともメインは社交ダンスなので、ディスコというよりダンスホールというべきかもしれませんが。
他にも何本かネタがあるので、気が向いたらまたアップします。
午後2時過ぎに上海を発って、午後6時に成田到着。スムーズに移動できて8時前にはうちに帰ってきました。
そしてすぐに上海の全データを、ポータブルハードディスクから据え置きのハードディスクへ移動。今回のデータを保存するのは「中国2号」と「中国2号b」と命名された2台。なぜ2号なのかといえば、1号がいっぱいになったから。そしてbはスペアという意味です。
この2台は我が仕事部屋にあるハードディスクの中でもっとも大容量かつ高速、そして高価なのですが……。
コピーを開始してから近所の定食屋で晩飯を食い、銭湯で風呂に入り、さらに帰宅していろいろ仕事を片付けてもまだ「残り130分」……ポータブルくんが遅いのよね。買い替えようかしら。
明日もロケで朝早いので、もうこのままで寝ますが、今コピーしているデータの中から、なんとなく選んだ一枚を。
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 14-42mmIIR
二本足で立つ子猫ちゃんです。一瞬の出来事ではなく、しばらくこの姿勢で立っていました。そして僕の足の臭いがたいそうお気に召したようで、スニーカーの周りをぐるぐる回っていました。それはさすがに4本足でしたが。
そういえば以前、北京で二足歩行するチワワに出会い、動画を撮ってYouTubeにアップしたところ、多大なる反響をいただきワイドショーでも放送されたりしました……が、今回は動画では撮っておりませんあしからず。
でも他のいろいろなものを動画で撮ってきたので、余裕ができたらまたYouTubeへアップします。今回はE-P3で撮りましたが、旅先で動画を撮るのって楽しいですね。
ってブログ書いていたら、コピーが「残り139分」に……増えてるじゃん!
上海最終日。4日目にして2度目の万歩計4万歩越えです。
今日は2台のカメラで5個のバッテリーを用意しましたが、朝8時から夜10時まで撮りっぱなしで、すべて空っぽになりました。それだけ撮影したということは、つまり大量のバックアップがあるわけで……まだまだ寝られそうにありません。明日は早起きしなくてよいのが救いですが。
しかし2年半ぶりの上海でしたが、思ったよりも街並みが変わっていませんでした。もちろん高層ビルや商業施設は増えているのですが、以前「ああ、これは万博までになくなるだろうな……」と思っていたエリアが、結構そのまま残っていました。
そしてとくに意識していないのに以前歩いたところと同じところを歩いている自分にびっくりしました。この4日間「この角を曲がると……そうそう!」なんてことの連続でした。
そして僕が思うに、絶滅の危機にある住宅街の中で、もっとも一等地にある一角もそのまま残っていました。僕の中国語の解釈が間違えていなければ、2年半前は住民のおばちゃんから「ここはもうすぐ取り壊しになるのよ」と聞き、一番高い棟の住人に頼みこんで屋上に上がらせてもらいました。
でもそのままだということは、僕の中国語の解釈が間違えていたんでしょうね(笑)。
違っていたのは、2年半前は各棟の扉はふつうに押せば開いたのですが、今はオートロックがかかっているということでしょうか。
でも取り壊し中、さらには取り壊し予定と書かれているエリアもあったし、そうじゃないところもどうなるかわからないし、やっぱり上海もあと少し通わないといけなくなりそうです。
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 12mmF2.0
上海はアートの盛んな都市(って北京もそうだったような…笑)で、市内にはさまざまな芸術区があります。北京にも798のほか、いくつかの芸術区がありますが、上海はここ最近大きな芸術区が次々に誕生しているそうです。
もっとも有名なM50という芸術区には以前何度か行ったのですが、今日はいまもっとも熱いという紅坊(Red Town)という芸術区に行ってきました。が……
寒かった! 実際に気温が寒いというのもあるんですが、土曜の昼間なのに人影がまばらなのです。正確にいえばレストランとカフェだけはびっくりするくらい混んでいました。
敷地の中央は“小さな箱根彫刻の森美術館”(笑)。その周囲に敷居の高そうなギャラリーがいくつかと、デザイン事務所や企業のオフィスが点在していました。オフィスを構えているのは博報堂や島津製作所、変わったところではヴィダルサスーンのオフィスも。サッスーンクオリティーがこんなところで開発されていたとは……。
そういえば北京の798も僕が初めて行ったときはこんな雰囲気でした。それが本格志向のギャラリーが抜けて、その後に雑貨屋やカフェが入って、あっという間におしゃれな観光地に変化しました。まあ上海はそのあたりの棲み分けができているようなので、そういうことはなさそうですが。
【上】元製鉄工場だった紅坊のメインギャラリー。元紡績工場のM50をはじめ、廃工場を転用した芸術区は他にもいくつかあるようです。
【下】おやつに食べたワンタン。昨日朝焼けを撮った後、朝食を食べたいなぁと思っていたら、ひときわ混んでいるド・ローカルなお店が。ここなら間違いないだろうと思ったのですが、メニューを見てラーメンを頼んだら、周りの人はみんなワンタンを食べていました。どうやらワンタンが有名らしく、メニューはワンタン以外のものを頼む人向けのものだったようです。
というわけでラーメンもふつうにうまかったのですが、周りの人たちが食べているワンタンがもっとうまそうで、今日は朝からワンタンが頭から離れず……昼飯に麻婆豆腐飯をがっつり食べた後、ついつい行ってしまいました。そして明日もたぶん行くんじゃないかと思います。シカノの旅の食事は「うまい・安い・早い」が基本です。
今日は6時起きで、日の出前から撮影開始……。
中国ケータイの内蔵万歩計を見ると、なんと初の4万歩越え! 40922歩でした。そりゃ食っても食っても腹が減って、帰り際にホテル近くの吉野家で牛丼大盛り食っちゃうわけだ。
枚数もそれなりに撮影したので、足よりも目がしんどいですね。やっぱりアイボンを持ってくればよかった……。
■OLUMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 12mmF2.0
上海環球金融中心、通称“上海ヒルズ”からの夜景。地上474m・世界一高い展望台は、入場料も150元(約2000円)と世界一かどうかはわかりませんが立派なお値段です。でも今日は夕景から夜景まで3時間も粘ったから、十分モトはとったかな。
まあ距離も高さも稼いだ一日でした。
上海に着きました。空港からは磁浮(リニアモーターカー)に乗って8分で中心街……に着けば最高に便利ですが、行けるのは龍陽路という町外れの地下鉄駅まで。まだ中心街まで伸びてないんですね。たぶん永遠に龍陽路までだと思いますが。
龍陽路からタクシーで市街まで向かうと、川を渡るのにぐるーーーっと遠回りすることになるので、地下鉄を乗り継いでホテルへ。まったく初めての場所ですが、近くにマック・ケンタッキー・吉野家があって安心しました(笑)。
これらの飲食店はとても重要です。撮影に疲れて帰ってきたとき、ローカルな飯屋で面倒臭いやりとりをしたり、発音が悪かったばかりに訳のわからんモノを食わされるのは御免だから。というわけで今回も牛丼ばかり食いそうだけど、久々の上海なので少し開拓というか冒険(?)もしますかね。再見!
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 12mmF2.0
明日から来週月曜まで、2年半ぶりに上海へ行ってきます。準備どころか、行くまでに片付けなければいけない仕事がまったく片付かず……(汗)。
そういえば中国へ行くたびに、ケータイへ「最近どう?」と用事はないけど電話を掛けてくる幼なじみがいます。国際ローミングの場合、日本を越える分(つまり中国の場合は東シナ海より先)の電話代は受けるこちらの負担なのですが……。あまりネットをしない男なので、別に僕が中国にいるときを狙って嫌がらせをしているのではなく、単に偶然だと思うのですけどね。また電話掛かってくるのかな。
今日は打合せのため昼過ぎに外出したのですが……。
うっかりクローゼットから一番暖かいコートを選んでしまい、歩いていると暑いのなんの。なにせオフィス街を見渡しても、行き交うビジネスマンのほとんどはふつうにスーツ姿。たまに薄手のコート。
仕方なくコートを脱いで、長袖シャツ一枚になると……うん!ちょうどいい!
シカノは体にヒートテックならぬミートテックを常時着用しているので、少し動けば大量の熱エネルギーを発散するのです。
でもミートテックが有効なのは東京だから。明後日から行く上海は、おそらくミートテックでは足りないくらい寒いので、銀座のユニクロでヒートテックのシャツを購入。すでに何枚も持っていますが、年々暖かさがアップしていますのでね。
そしてショッピング(といってもユニクロ)の後、地下鉄の駅に向かって丸の内まで、熱を発しながら歩いていると……。
がっちりした三脚に、がっちりしたカメラを装着して夜景を撮っているオッサン……いえ紳士が。もしかしてと思って近寄ったら、案の定“夜景星人★カワキタン”こと川北さんでした。
川北さんとはパーティーや飲みの席でしか会ったことがないので、本当にあの人があんなステキな写真を撮るのだろうか……とずっと疑問に思っていたのですが、今日その現場を目撃し、本当に撮っていることを確認いたしましたのでここにご報告いたします。
いえ川北さんの撮影、神業的に手際が良くて、ちょっとびっくりしました。
お仕事の邪魔しちゃってスミマセン>カワキタン。
一昨日九段下ビルについて書いたところ、ものすごい反響をいただきました。
そして予想通りというか何というか、華の1959年コンビ、HARUKIさんと“業界の裏ボス”こと小林さんが「オレたちも行きたい。案内せよ」と……。
HARUKIさんも小林さんも僕も、それぞれ午後は用事があったので、11時に現地で集まりましょうということに。でもって僕はお約束通り30分も遅刻したのですが……なんとギャラリーは12時オープンでした(笑)。
3人で外観などを撮りながら待っていると、12時を前に見学にやってきた人が続々。今日は相当な来場者があったのではないでしょうか。
明後日からは最後のイベントが行われるそうです。
■EOS 5D MarkII+EF24-105mm/SIGMA20mm
今日は外回りデー。野暮用で伺った飯田橋の出版社さんから、打合せのある神保町の出版社さんまで、雨上がりの九段界隈をてくてく歩いていると……。
九段下ビルの前に絵画展を案内する小さな立て看板が。そしてそこには「もうすぐ取り壊される九段下ビルの室内を、自由にご覧いただけます」的な内容が。
えーっ! とっ、とっ、取り壊し!?
九段下ビルとは東京の方はご存知かもしれませんが、靖国通りの“限りなく九段な神保町”にある、横長の超レトロなビルです。
実はかれこれ10年ほど前、訳あって向かいのビルにほぼ連日通っていたのですが、その頃から「もうすぐ取り壊されるんだろうなぁ……」と思っていました。それがいつまで経っても現役で、1Fにはテナントが並んでいました。
でもついに80年以上の歴史に幕を下ろし、来年の年明け早々に取り壊されるのだそうです……ということを、3階のギャラリーでやっているその絵画展(実際はインスタレーションなのですが)で、出展者の学生さんから聞きました。
絵画展は女子美の院生の方々がやっていて、明後日11日(日)まで。入場無料、写真撮り放題だそうなので、古い建物好きの方はぜひ行かれるとよいと思います。
その後の打合せは、シカノの打合せ史上ベスト5に入る6時間半(途中ラーメン含む)に及び……。でも来年いい仕事ができそうです。
今日もバタバタしているうちに、あっという間に一日が終わってしまいました。たぶんこのまま今年が終わってしまうんだろうな……。来週水曜から再来週月曜までは久しぶりの上海で、もっと日程を長くとればよかったな……と思っていたのですが、今の状況を考えるとこれ以上の長旅は無理でした。
でも今日もそうですが、最近新しい仕事のお話が多くて、来年はいい年になるような気もします。まあ今年より悪い年はそうそうないでしょうけどね。
今日は朝から、都内→横浜であんなものやこんなものを撮影。終わった後は、クライアントの担当者さんが中華街で食べ放題のランチをごちそうしてくれました。ランチといってもお店に入ったのが4時頃でしたけど(笑)。
でもクライアント様、麻婆豆腐おいしゅうございました、牛肉炒めおいしゅうございました、海老チリおいしゅうございました、揚げた海老もおいしゅうございました、雲呑麺おいしゅうございました、青菜おいしゅうございました、貝柱おいしゅうございました、海老炒飯おいしゅうございました、牛肉炒飯もおいしゅうございました、そして杏仁豆腐おいしゅうございました。あと何か忘れていなかったかな……。
■EOS 5D MarkII+EF24-105mmF4L IS
そういえば昨日の外国人記者クラブでのレセプションで、ある大ベテランの写真家さんから「シカノさんはモノクロはやらないの? 中国なんかモノクロで見せたらいいんじゃないの?」といわれました。
うーん、そういうアイデアというかプランはいつもあるんだけどな。フィルムの頃はずっとモノクロで撮っていたし。
でもデジタルで撮るようになってから、無意識にカラーで見せることを前提に撮ってしまっているので、なかなか難しいんですよね。たまに設定をモノクロにしてみたりもするんですが、どこか違和感があったり。
来週の上海は思い切ってすべてモノクロで撮ってみようかな。どうせRAWで撮るので、いざとなればカラーにもできるし……ってその発想がモノクロでうまく撮れない原因か(笑)。
■EOS 5D MarkII+EF24-105mmF4L IS
こういう被写体はモノクロがいいのかもしれないけど。
今日は外国人記者クラブ(日本外国特派員協会)へ。ここのラウンジは月替わりで写真を飾っていて、ちょうど1年前は僕がやらせてもらいました(ここを参照)。
月あたまの土曜に飾り付けを終えると、翌月曜にレセプションがあります。僕も毎回呼んでいただいているのですが、今月はMERRY PROJECTという名で世界の人々の笑顔を撮っている、アートディレクターの水谷孝次さんでした。ラウンジを飾る写真家は本当に多彩で、その中で自分がやらせてもらったのもありがたいのですが、いつも「次は誰なんだろう?」という楽しみがあります。
水谷さんは面識はないのですが、僕も写真集を持っていて、あのスペースをどう使ってくるんだろうと楽しみにしていましたが……
傘でした。
そう、傘。詳しくは水谷さんのホームページへ。
しかし正面から見るのと、斜めから見るのと、横から見るのとではまったく違うのが印象的でした。さすがだな。
■OLYMPUS PEN E-P3+DG SUMMILUX 25mmF1.4ASPH.
水谷さんはレセプションの挨拶で「来年はMERRYな年にしましょう」とおっしゃっていましたが、そう来年はすぐそこまで来ているのです……。まず今年の残り期間というか、残った仕事をMERRYにしないと(汗)。
今日は仕事で日テレ・ベレーザvsアーセナル・レディースのチャリティーマッチへ行ってきました。選手の取材ということだったんですが、数日前に「試合もおさえてください」といわれ、超望遠レンズなんて持ってないよ……と思ったのですが。
あったよあった、タムロンの18-270mmが。7Dにこれを着ければ何とかなるだろうと思って撮影に行ったのですが、何とかなりました(笑)。いや予想以上。ピッチのすぐ脇から撮るならこれ最強です。まあ超望遠レンズの方がフォーカスは絶対に速いでしょうが、18-270mmは1/10の値段ですし、なにより350mlの缶より小さいですからね。
慌ただしい現場だったので、選手も18-270mmでそのまま撮ってしまい、結局今日使ったのはこの1本だけでした。別に横着しているわけじゃないんですが。
しかしベレーザもさることながら、アーセナル・レディースもスピードやフィジカルがすごかった。なにせ遠征メンバーのほとんどがイングランドやアイルランドなどの代表選手。まあそんな選手たちになでしこジャパンはW杯で勝ったんですからすごいもんです。
なんてエラそうに書いていますが、サッカーの試合を生で見るのは2006年のドイツW杯以来。なので本当にエラそうなことはいえないのですが、生で見るのはやっぱりいいですね。でもうちの近く=東京23区内には応援できるクラブがないのです。プレミアリーグはロンドンにいっぱいクラブがあるのに。
まあスタジアムがないから仕方ないのですが、山の手はFC東京に任せるとして、下町にもひとつチームがあったら盛り上がると思いますけどね。
スタジアムからの帰り道、夕焼けがきれいでした。でも昼間は上着がいらないくらい暖かかったのに、とても寒かった……。
今日は訳あって久しぶりにNEXを引っぱりだしたのですが、SDカードを入れようと思ってスロットを開けたら……てっきりなくしたものと思っていた16GBのSDカードが入っていました。なんだかとても得した気分です。本当は全然得してないのに。
しかし久しぶりに使うとNEXなかなか楽しいですね。5Nに買い替えようかな。いや7待ちか……とか思いつつ、一番欲しいのは、もうすぐ出るカールツァイスの24mmですかな。
もっともそれより先に買うべきものも多く……。まあ仕事仕事。
重要な打合せが3つも重なってバタバタだったのですが、その合間に四谷で開催中の知人の写真展2つをハシゴ。どちらも寒い日に心が温まる内容でした。
■OLYMPUS PEN E-P3+DG SUMMILUX 25mmF1.4ASPH.
【上】四谷のルーニィ247フォトグラフィーで「Holy light Daily sight」を開催中の加藤俊樹さん。
加藤さんは今は某カメラメーカーにお勤めですが、以前はCAPAの編集長をされていました。何を隠そう、フリーの編集者だったシカノに「うちの仕事もやってくれない?」と声を掛け、カメラ関係の仕事をするきっかけを作ってくださった大恩人。シカノに「ブログをやらない?」と提案してくださったのも加藤さんです。
そんな加藤さんとは北海道やタイなど、遠方の取材でたびたびご一緒したのですが、カメラマン並みにカメラを手から離さない不思議な編集長でした。まあ当時からなんとなく作風は存じ上げていたのですが、写真展というかたちで拝見するのは初めてだったので、いろいろ新鮮ですね。今まで「点」で拝見していた作品が、「線」や「面」でつながったというか。
残す会期は明後日の日曜までですが、プリントの向こうから「光」を感じさせる加藤ワールドを是非。
【下】そのルーニィから歩いて5分のアイデムフォトギャラリー・シリウスで、「魂曳く男たち〈大阪府泉南郡熊取町小垣内〉」を開催中の田頭真理子さん。
大阪・熊取町の熊取だんじり祭に11台出るだんじりのひとつ、小垣内(おがいと)のだんじりに密着したドキュメントです。この内容で先日写真集も出版されました。
田頭さんとはかれこれ5年ほどのお付き合いになるのですが、すっかりエラくなられて……。もう「コラッ!タガシラッ!」とは呼べないですね。呼んだことはあまりないですが。
実は僕も今年10月、田頭さんと熊取だんじり祭に行って、小垣内の皆さんにお世話になったばかり。勇壮なだんじりとその周囲の男たちを、一応女子(笑)の田頭さんが激しく、そして優しく写しています。
こちらは12/7(水)までです(※日曜はお休みなので注意!)。
ある雑誌の取材で、新宿から特急あずさに乗って、長野の小さな町へ行ってきました。
新幹線に比べて移動距離は少ないけど、風景の変化は大きいのですよね。ものすごく遠くへ来た感じ。実際には昼前にうちを出て、夜には帰ってきたのですけど。
今日は朝から画像の整理→現像→レタッチ→プリント……座っているだけなのに、なぜかとても疲れます。疲れ過ぎて一瞬座ったまま眠ってしまったのですが、電車に財布の入ったカバンを置き忘れ、駅員さんに調べてもらったけど見つからないという夢で目が覚めました。
起きた直後、慌てて財布を探したのはいうまでもありません。もちろんありましたけど。
北京の写真を整理していて、今年の7月と9月に同じ建物を撮った写真がありました。上が7月で「カメラ・ライフ vol.11」の特集に掲載された写真です。そして下が9月。
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 14-42mmIIR
7月の時点で周囲は更地になっていたので、壊されるのかと思いきや、左側は謎の増築。でも建物の中はもぬけの殻でした。その後どうなったんでしょう?
来年の春頃(?)また確かめてみたいと思います。
もうすぐ師走ですね。仕事で日比谷と銀座へ行ったのですが、街はすっかりクリスマスムード一色でした。シカノは敬虔な仏教徒ですからクリスマスはとくに関係ございませんが、プレゼントは年中無休で受け付けております。よろしくどうぞ。
馬鹿話はさておき、仕事でも来年に関する打合せがぼちぼち。そして再来年に関する打合せも……。でも再来年なんてあっという間に来るんでしょうね。
まあ来年はいろいろやりますよ(予定)。
昨日お知らせした次の写真展に関して、さまざまな方からさまざまな反響が……いやはや、ありがとうございます。
どんな写真展にするかはおおよそ考えていますが、むしろこれから何が撮れるのかにかかっていると思っています。切り札の一枚を生かすために、全体を変えることもあります。逆に全体を考えると、お気に入りの一枚を泣く泣く切ることもあります。
まあ早い話が、半年後の写真展を考えるより、まず目先の仕事を片付けろということです(汗)。
敬慎院まではこのような道(といってもここは傾斜がゆるい場所です)を4~5時間登ります。登るということは当然下りもあります。
七面山は登ること自体が修行なので、ロープウェイなどはありませんし、決して楽な道のりでもありません。でも月に一度森の中を歩くのはいい気分転換になります。これで機材がなければなぁ……と毎回思うのですが。まあそれも修行ということです。
今日は七面山から自己ベスト!2時間ちょうどで駆け下りてきました。下り始めたのが午後1時で、のんびりしていたら真っ暗になってしまいますのでね。
しかし今朝の七面山は気温マイナス8度。もう冬でした。
おかげで朝日もきれいだったし、何より昨晩は新月だったこともあって、頭上は満天の星空。寒さに負けず、真っ暗な空にぼんやりと浮かぶ富士山を撮っていたのですが、見上げると天の川が。
ポケットに入れていたGRを、地面に“仰向け”で置いて撮影。モノは試しでやってみたのですが、意外にちゃんと写ってびっくり。
ところで来年の話をすると鬼が笑うとか、いやその前に早く手帳買えよとか、ともかくまあ来年の話というか、次の写真展のお知らせです。
鹿野貴司写真展『感應の霊峰 七面山』
2012/5/22~5/31
コニカミノルタプラザ・ギャラリーB(新宿)
そう、今日下りてきたばかりの七面山がテーマ。昨年春から撮影してきた山の風景や、山頂近くにある敬慎院の日常をご覧いただける……はずです。来年春までは撮影しますので、乞うご期待!ということで。