今日から東急世田谷線沿いにあるギャラリー世田谷233で始まった写真展「recorded」へ。
233写真部の有志メンバー4名によるグループ展で、「写真業界の裏ボス」と呼ばれている小林貴さんが参加されているというか、「18日は夕方から飲んでいます」とご丁寧にお誘いをいただいたので、大福を買って馳せ参じました。酒盛りへの差し入れが大福……まあ僕が食べたかったからなんですけどね。
小林さんはボジョレーヌーボーを飲みながら、うまそうに大福をつまんでくれました。
今回小林さんが展示されていた作品は、雪の日におやじさんの形見のニコンFで撮ったという愛娘。写っているのは明らかに小学生の女の子ですが、小林さんの娘さんって中学生か高校生じゃなかったっけ……と思ったら、ちょっと前に撮ったんだそうな。「もう撮らせてくれないんだよぉ……」とパパはちょっと寂しそうでした。
しかし自宅の庭で撮ったという6枚組が実にいいんですよ。親バカに写真バカが加わったというか。雪景色なのに温かみがあって、六切くらいのプリントだけど奥行きがあるというか。
……なんて思ったら、プリントを焼いたのはフォトグラファーズ・ラボラトリーの平林さんと聞いて納得。日本一の達人が焼いているんですもん。
ちなみに233写真部というのは僕もかなり前から存在は知っていたのですが、よくわかりません(笑)。今日は部長がいらっしゃったのでお聞きしたところ、部員は300名だか400名だか、とにかくたくさんいらっしゃるそうです。でも入部に資格や審査があるわけではなく「今日からわしは部員じゃ!」といえば233写真部員なのだとか。
というわけで小林さんと部長にそそのかされ……いえ、とても紳士的に勧誘されまして、シカノも新入部員となりました。とりあえず会員登録します>小林さん。
「recorded」は11/30(水)まで。同時にポストカード展も行われています。三茶から世田谷線沿いをぶらぶらしながら行ってみてください。
そういえば小林さん、今日Twitterに
ある本に書いてありました。展示会期間中は、ギャラリーに住めと
とつぶやいていましたが……今晩は泊まっているのでしょうか? 泊まるのはいいと思いますが、来客のためにもちゃんとお風呂に入ってください(笑)。