今日は急に思い立って、濃い写真展をふたつハシゴしてきました。
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 12mmF2.0
【上】渋谷区文化総合センター大和田で開かれている曽根原昇さんの写真展「KULGKORVIGA」にて。どんな状況なのかというと、この写真を撮影した直後です。iPhoneで撮っている人は顔出しNGなのだそうですが、そんなことよりも顔認識じゃなくて「床認識」になっているのが気になります。
KULGKORVIGAを何と読めばいいのかわからないのですが、会場にはエストニアの小さな島で撮影した、穏やかな写真の数々が飾られています。ちなみに僕が知っている数少ないエストニア情報は、首都がタリンだということです。
エストニアは僕が高校生の頃に独立したのですが、政治経済の先生が「バルト三国は旬の話題なので、大学入試に出る確率が高いです」「エストニア、ここの首都はタリンです。独立したばかりなのでお金がタリン、と覚えましょう」と教えてくれたので、覚えていました。残念ながら僕が受けた入試にバルト三国は出てきませんでしたが、今日初めてその知識が役に立ちました先生。
ちなみに実際にはお金がタリンわけではないようで、僕も大陸との交信で重宝しているSkypeはエストニア生まれなんだそうです。ありがとうエストニア。
そんな「KULGKORVIGA」は12日(土)までやっています。
【下】先日エプサイトギャラリーで拝見した写真展「Calico Factory Artisans」の作者・吉田亮人さんが、エプサイトが閉館した後、同じ新宿で夜な夜な(?)もうひとつの写真展をやっているというので行ってきました。
同じ新宿といっても、こちらはゴールデン街の「洗濯船」というバー。「Encounter Journey」というタイトルで、店内にインドとチベットの作品を展示しています。
エプサイトは17日(木)までですが、洗濯船もこれまた12日(土)まで。夜7時から終電くらいまで、吉田さんも毎晩お客さんをお迎えしているそうです。というわけで写真は、帰るお客さんを見送る、いい具合にデキあがった吉田さん(もちろん右)。左にいるお客さんたちが揃ってスマホをいじっているのは、吉田さんの写真をTwitterやFacebookにアップしているからです。
エプサイトでも毎日“店番”をする予定だそうですが、この調子だと最終日まで体が持つのかが少し心配です(笑)。