昨日のオープニングパーティーの様子を、トンボ田中さんと小澤メンバーがそれぞれ詳しくレポートしてくれています。自分のことが客観的にレポートされているのを見るというのは、実に不思議なものです。ともあれありがとうございます。
お礼に……
■尾園暁×田中博写真展「トンボの世界」
・オリンパスギャラリー東京:2009/7/23(木)~7/29(水)※日・祝休館/最終日は15:00まで ※ギャラリートーク:7/25(土)11:00~/14:00~(各先着30名様)
・京都・ギャラリー古都:8/12(水)~8/18日(火)※最終日は15:00まで
・オリンパスギャラリー大阪:8/20日(木)~9/2(水)※土・日・祝休館/最終日は15:00まで
・快晴堂フォトサロンギャラリー:10/2(金)~10/26(月)※土・日・祝休館
■小澤太一写真展「世界で一番青い空」
・キヤノンギャラリー銀座・2009/7/30(木)~8/5(水)
・キヤノンギャラリー梅田・2009/9/17(木)~9/30(水)
・キヤノンギャラリー福岡・2009/11/9(月)~11/20(金)
★追記
桃井さんからも
>大絶賛しておいたよ。
とのメールが……。大絶賛はこれ。
今日は予定通り毎日新聞朝刊に紹介していただき、朝から新聞で見たというお客様が多数……。
でも僕は新聞を買いそびれたままギャラリー入りしてしまったので、記事を見ていないのです。帰り際「毎日新聞読みましたよ」というお客様がいらしたので、「すいません、まだ読んでいないんですよ……(笑)」とお答えしたところ……。
なんと数分後、毎日新聞を片手に再度来場。「作者が読んでないんじゃ話にならないでしょ(笑)」と、すぐそばのコンビニで毎日新聞を買ってきてくださったのです! なんていい方だ……。
これも何かのご縁ということで、お礼に今年5月の五重塔落慶法要で撒かれた散華を差し上げました。
ちなみに夕方、取材をしてくださった毎日新聞の松田さんがいらっしゃって、掲載紙をどっさり持ってきてくださりました。松田さんは僕が高校生、松田さんが大学生の頃に知り合ったのですが、写真展の案内をお送りしたところ「紙面で紹介するよ」というお話をいただいて今回の記事になりました。
今は記者の松田さんですが、元々は写真部のカメラマンで、根っからの写真好き。しばらくは年賀状だけのやりとりだったのですが、またいろいろと密にお付き合いすることになりそうです。こういうことがあると写真展をやってよかったと思います。
今日はまたお世話になった方々が大勢いらっしゃいました。
立木義浩さん。今年の写真甲子園もよろしくお願いいたします!
薬師洋行さん。また神田で一杯やりましょう!
この後、昨日のパーティーにもきてくださった山本弘之さん、水谷章人さんも……皆さん僕が高校生の頃、穴が開くほど眺めていたキヤノンのカタログに登場されていたスター写真家です。その方々が自分の写真展を見てくださるというのも、不思議というか、うれしいというか、まあ不思議です。結局不思議なまんまか。ともあれ感謝感謝です……。
さらに……
我が母校・多摩美術大学映像演劇学科のほしのあきら教授がご来場。そして怒られるの図。
ほしの先生には4年間怒られっぱなしで、ドMな僕は久々に怒ってほしいな……と思ったのですが。見終わってほしの先生は一言、
「いい仕事してるじゃねえか」。
なんで怒ってくれないんだーっ! というわけで「先生! 僕を怒ってください!!」と無理矢理お願いして撮影。「なんで怒らなきゃいけないの?」といいつつ、さすが映画監督。演技うますぎ。
一方で場所柄、意外なお客様も多いです。
よく来られるのはランチ後の料理人さんとかですが、今日来たのは自転車のメッセンジャー。ギャラリーの上階へ配達にきたそうで、次の指示を待っているとのこと。熱心に写真を見ているので、珍しい待機方法だなと思ったら、なんと中判カメラまで駆使するという写真好き。
僕が「よく都心でメッセンジャーを撮ってるんですよ」と言うと、「ええ、よく撮っている方いますね。撮られてるなーってわかると、こっちも張り切っちゃうんですよ」とのこと。
でも「お聞きしたいことがいっぱいあるんですけど、指示があったら急行しなきゃいけないんで……」なんていっているうちに無線で指示が入ってしまい、「時間があったらまた来ます!」と次の荷主さんの元へ向かわれました。
去り際に撮らせてもらった1枚■EOS 5D MarkII+17-40mm
気をつけて!また来てくださいね!!
土屋親分は動物写真家の前川貴行さんを連れてきてくれました。前川さんとはあちこちでお会いしているんですが、ちゃんとご挨拶するのは初めて。その前川さんは7月29日~8月31日、銀座のRING CUBEで写真展「銀座どうぶつ園」を開催。
で2人は何を話しているのかというと、ショーウィンドウに飾ってある225×150cmのプリントを見ながら「2110万画素ってすごいねえ」。入口の左側はここに掲載されている1D MarkIIIで撮影した写真、右側は5D MarkIIで撮影した、雨上がりの五重塔を展示しています。2人が眺めているのは右側の写真ですが、これが予想以上に評判がいいんです。作者の目と第三者の目って、やっぱり違うんですね……。
で閉館後はギャラリートーク。
準備不足・話力不足等々で、まあ反省の波が怒濤のように打ち寄せる結果となりまして、1人でしゃべくり倒すのは難しいことを痛感。来場者の皆さんは「楽しかったです」とおっしゃってくださいましたが、シカノの慌てぶりが楽しかったのではないか?と勘ぐってしまうほどの出来。
その証拠に、僕の慌てぶりを見慣れている小澤メンバーは
超退屈。いや連日シカノに付き合わされて、さぞお疲れなのだろう……そう思いたい。
でもお疲れなのに、僕より早くその様子をブログにアップしてくれたではないか。なんて友達思いなのだろう……。明日の撮影、銀座から成功をお祈りいたします。
ちなみに昨日のオープニングパーティー、今日のギャラリートークの写真を撮ってくれたのは、僕の写真展のために北海道から上京してくれた秋元亮太くん(通称・元店長)。彼がこの1年間撮影した道東の美しい風景が、来年のキヤノンのカレンダーを飾ります。
そんな人物にブログ用のスナップを撮らせる僕も僕ですが。
まあ今回は元店長にも感謝感謝。来年のキヤノンギャラリー銀座は、彼の写真展で始まります。まだ半年先ですが、よろしくお願いいたします。
そんなわけでギャラリートーク終了後は、土屋親分、小澤メンバー、元店長、さらに共通の悪友等々でシカノ大反省会……。
「これで頭を冷やせ!」
「っていうか斬る!」
「シカノは左利きだが、やはり左でシャッターをきるのか?」と聞かれたので、そうだよ左だよといつも通り(嘘)左手でシャッターをきってみました。これじゃ斬られて当然か。
最後までバカに付き合ってくれた親分、メンバー、元店長、姫、フーさん、おぢさん、しょうちゃん、ドッカン、ありがとうございます。ああ心の友よ……((C)ジャイアン)。
バカはこのへんにして、明日1日頑張れば日曜はお休みです。頭を冷やして斬られながら頑張りますんで、是非ご来場くださいませ。