今日は何度かブログで紹介してきた、篆刻職人・韓さんの工房へ。実は一昨日も訪れて、頼まれていた判子を2つ頼んでいたのでした。
片方は身延山の仕事でアートディレクションをしてくれたデザイナーの三村漢くん、もう片方は今頃7/30からの写真展の準備で大わらわであろう小澤メンバーです。
漢くんは以前も「漢」という判子を作ってもらったのですが、いたくお気に入りのようで事務所名(niwa no niwa)にちなんで「庭」も作ってほしいと。
小澤メンバーは以前「僕も作ってほしいっすよー」といっていたので、僕の写真展のオープニングパーティーで司会をしてくれたお礼です。
<メンバーへ私信:お礼のお礼は例のあれで……>
工房へ行くと2つとも見事な出来映え。
自分の作品帳に2つを捺印する韓先生。
出来映えをお見せしたいところですが、2人へ渡すまでのお楽しみにしたいので割愛……。
48歳の韓さんは18歳で誰に教わりもせず、江南という町に工房を開設。38歳で一念発起して北京へ。そして4年前、琉璃厰の胡同に素晴らしい物件を見つけ、今の工房を開いたそうです。
独学で始めたにもかかわらず、今では中国や香港、台湾の富豪から目玉が飛び出るような値段の判子を頼まれるという韓さん。今回も10cm四方の石に120文字という大作(お値段は聞きましたが書けない……)に挑んでいる最中に、中1日の超特急でリーズナブルな2個を彫ってくれました。
いつも小さな注文ばかりでごめんねというと、親指を突き出しながら「朋友だからいいのさ」と笑う韓さんなのでした。
そんな今回の依頼主である小澤メンバーが、7/30からの写真展「世界で一番青い空」にちなんでブログで「日本で一番青い空」などという無理矢理な企画を行っているので、僕もリスペクトして「北京で一番青い空」をやってみます。明日帰国するので1回限りですが。
ちなみに文字の色は、それぞれの地域の青空の色にするという無駄な懲りよう。1回限りですが。
夏の北京の風物詩、蜻蛉売り。
今日はまたこんな天気でした。
青空はちょっとしか写っていませんが、サービスカット。
■すべてオリンパス・ペンE-P1+17mm
……といいたいんですが蜻蛉売りだけEOS 5D MarkII+17-40mmでした。オリンパスの田中さん、約束破ってゴメンナサイ。23日の写真展オープニングパーティー伺いますんで。