先週土曜に土屋親分のお父さまがお亡くなりになり、今日はお通夜。僕もささやかながらお手伝いをさせていただきました。
残念ながらお父さまに生前お会いしたことはないのですが、天国への旅立ちをお手伝いでき、喜んでくださった……のならいいのですが。人生経験の浅い僕自身もいい勉強をさせていただきました。
僕も慌ただしい親分に代わって、昨日・一昨日と写真家や関係者の皆さんにご連絡をさせていただいたのですが、予想以上に大勢の方々が参列され、また都合でお越しいただけない方からはお花や弔電をいただきました。親分の人望を改めて実感。そしてお通夜をびしっと仕切る、築地の町の人たちにも感心しました。
式の前、親分のお兄さんからも「オヤジは祭好きな男だったからさ、盛大にぱーっと送り出してよ!」といわれていたのですが、これで明日の告別式は盛大に送り出せるのではないでしょうか。
お通夜とはお釈迦さまが亡くなったとき、弟子たちが集まり夜通し語り合ったというのが起源とされています。ただ悲しむだけでなく、みんなで思い出などを語り合う大切な時間ということです。
というわけでお通夜の後、ファミレスで……
思い出などを語り合うおかじー(左)とたかはしじゅんいち侍。金髪とスキンヘッド……2人ともすごい写真家なのですが、こうしてみるとちょっとただならぬ感じというか。そんなただならぬ2人だけに、語り合う思い出は……とてもここでは書けません。まあ要約すると「土屋さんは寝ながら光合成をしている」ということです。
ちなみにおかじーが持っている青い瓶は焼酎。2人とも「これ頼むとチェイサーが付くんだよ」というので何じゃそりゃ?と思ったら、ドリンクバーがセットで付いてくるという……。もっともチェイサーは程々に、青い瓶ばかり増えていく2人でしたが。
そんなふうに思い出話を語り合っていると、お通夜に参列の後、近くで忘年会に顔を出していたコザワ巨匠から電話が……。「まだやってますか?」というので「まだやってるよ」というとダッシュでやってきたのですが。
なんか慌ててネクタイを結び直す巨匠。いやもう終わってるって。ここファミレスだって。っていうか大人なんだからネクタイの結び方くらいちゃんと覚えようよ……(首に黒くて大きな玉ができていました)。
巨匠が撮ってくれたたかはし侍と僕。巨匠が「これで」というので使いますよハイ。
結局終電近くまで語り合い、地下鉄でそれぞれの方向に帰ったのですが……。
築地駅のホームで何か撮り合いっこしているたかはし侍と巨匠。2人はご近所さんなのですが、ちゃんと帰れたのでしょうか……。明日は告別式ですよ。
面子が面子だけに何だか締まらない感じなのは仕方ないとして、お父さまのおかげでいい時間を共有できたのかなと思う夜であります。