なりきりブレッソン

今朝、専業主婦なみのリラックスムードでワイドショーを見ていたら、「今日はどこかにスナップに行く予定はありますか？　僕はあります」というメールが……。

スナップって予定を組んで撮影に行くものなのだろうか？　と疑問に思うくらいなので予定なんぞあるはずもなく、僕はありますという計画的なメールの主に呼ばれるまま、昼飯も食わずに佃島へ……。

合流すると、すでにメールの主は街を撮り始めていました。カメラにこんなCFカードを入れて……

 
そう、コザワ巨匠改め世界のT.KOZAWAです。

僕が誕生日プレゼントに差し上げたT.KOZAWAオリジナルCFカード、ちゃんと使ってくれているようです。全然枚数が撮れないと思うけど……。

僕が「腹が減ったよう」といったら、彼が「じゃあ」といって誘導したのは……月島のもんじゃ屋、だったらよかったのですがなんと駄菓子屋。おいおい昼飯が駄菓子かよ！

とツッこんでみたのですが、彼は黙々と“昼飯”を選んでいました。しかも200円分も。おやつは300円までが相場とはいえ……ちなみに僕は３品で90円でした。

 
はずれ、ざんねんでした。

しかし少子化の昨今、何十円単位の商いで駄菓子屋さんはどうやって儲けているんでしょうか。まあ平日の昼間っぱらからフラフラしている我々が心配するのも大きなお世話ですが。

その後なんとなく隅田川沿いなどをフラフラしたのですが、バカ話ばかりで全然写真を撮ることもなく。唯一まともに撮影したのが……

■EOS 5D MarkII＋24-105mm

なりきりブレッソン。そう、「決定的瞬間」という言葉を生んだといわれるあの名作のパクリ……いやリスペクトです。僕は一昨日、世界のT.KOZAWAも昨日、東京都写真美術館でブレッソン展を見たばかりなので、ちょっとリスペクトしてみました。

世界のT.KOZAWAの見事なジャンプを、5D MarkIIで「チャー・シュー・メン！」と一発で仕留めましたが、水面の反射をもうちょっと入れなきゃ天国のブレッソンさんに失礼でしたね。

ちなみに僕が飛んで、世界のT.KOZAWAが撮影したバージョンもあります。彼はレスポンスのいい7Dで撮っているので、もっといい瞬間を押さえているはず……。きっと天国のブレッソンも大喜びでしょう。

別に喜ばないか。っていうかホント、いいオッサンが２人して昼間から何をやっているんだ。

その後は銀座へ移動して、キヤノン・ニコン・リコーRING CUBEとギャラリーをハシゴ。その後ロッテリアでやっとこさまともなエサにありつけたのですが……

 
世界のT.KOZAWAは何やらケータイでひそひそ話。さすが世界のギョーカイ人です。

ちなみにこれは世界のT.KOZAWAのレンズ（？）を借りたのですが……うーん、すばらしいボケ味だ。いかん買ってしまいそう。