今朝、キヤノンのエラい方から2010年のカレンダーが届きました。
タイトルは「Lightscape 光彩の季」、作者は我が朋友・秋元亮太氏です。
同名の写真展が来年1/5~1/13にキヤノンギャラリー銀座(その後全国を巡回)で行われます。が、もうひとつ品川・キヤノンSタワーでも写真展「ピリカ モシリ」が1/5~2/5に行われます。前に僕が「カムイナントカ」と書いたものですが、タイトル全然違いましたね(笑)。
どちらも同時期に撮影をしていたわけですが、「Lightscape 光彩の季」の方はカレンダーをもとにした、力の入った企画展。一方「ピリカ モシリ」の方は作者が見せたいものを自由に構成した写真展……というようなことを本人も申しておりましたので、ぜひ両方セットでご覧になるとおもしろいかと思います。
もうひとつ宣伝しよう。
今月4日に河出書房新社から発売されたばかりの『平凡パンチの時代 1964年~1988年 希望と苦闘と挫折の物語』です。
この本の第1章が「報道班撮影担当、長濱治」、つまり我が大先輩のインタビュー。
長濱さんは創刊から休刊まで25年間、常に平凡パンチに携わり、まさに平凡パンチとともに生きてきた写真家なのです(もちろん平凡パンチがなくなって20年以上経った今も写真家なのですが)。
他にも“すごいクリエーター列伝”が続くのですが、僕も面識のある方では長濱さんの師匠である立木義浩さんのインタビューもあります。
一昨日、一緒に撮影に行った後、長濱さんの事務所で画像を整理していると「写真家が一番幸せだった頃の話だよ。おまえさんも読んでおくといいよ」と、手元に一冊しかない献本をホイとくださいました。
で只今読破中。単行本で500ページ近い長編なので、いつになったら読み終えるやら……。
長濱さんからはよく昔のエピソードや武勇伝をお聞きするのですが、たしかにその頃に生まれたかったな……と思うこともあります。でも反対に昔ならできなかったけど、今ならできるということもいっぱいあります。そういうことにもう少し気付いていかねば……と思う今日この頃。
午後は谷中で打合せ。帰り道に見た夕焼けがきれいでした。
都電、SLと鉄道ネタが続いていますが、今日は山手線。まるで中井さんの1日1鉄状態だ……。じゃあ明日は東京メトロかな。