2010年2月28日日曜日

明日はそうだった

明日は東京マラソンだったんですね。ずいぶん先だと思っていましたが、時間の経つのは早いもんだ。


車で通らないといけないところが、ちょうど交通規制区間&時間帯であることがついさっき判明。いやはや、どうしたものか。忙しく働いている人とか、住んでいる人のことも少し考えてほしいものです。


でもまあ走る人には罪はないですからね。頑張ってください。僕も少し早く行って見物でもしようかな。



 


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北京■OLYMPUS PEN E-P1+M.ZUIKO 17mm/TOYPHOTO


軍事パレードで外出禁止令が出てしまうこの町に比べたら、マラソンなんてかわいいものかもしれませんが。



2010年2月27日土曜日

ちょっとひと息

まだ北京から戻って1週間しか経ってないんですが、なんだか遠い昔のようです。


バタバタしているのと風邪気味なのとで更新もままならないのですが、なんとか生きてます。

しかし仕事をしながら横目(?)で女子フィギュアの中継を見ていたのですが……うーん、日本の3選手はよくやったと思いますが、キム・ヨナは素人目で見てもやはり別格でしたね。



 


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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L

というわけで未来のキム・ヨナです……って韓国ではなくて北京なのですが。

中国も冬季五輪でだいぶメダルを獲るようになりました。日本にも頑張ってもらわんと。



2010年2月24日水曜日

も゛じも゛じジガノ゛でず

疲れているのか、油断しているのか、昨晩からすっかり風邪をひいてしまい……。


熱はまったくないんですが声がガラガラです。家から出る用事がなかったのは幸いですが、そんな日に限って電話がいっぱいかかってくるのはなぜなんでしょう(笑)。



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■GR DIGITAL III


北京の方が全然寒かったのに。というわけで写真はこないだの13日、旧大晦日(っていうのかな、旧正月の前日は)の北京です。



2010年2月23日火曜日

いい仕事とは

実は5日に写真展で大阪に行ったとき、会場近くで鯛焼きを買って食ったら、歯の詰めものがとれてしまいました。仮詰めのまま1年近く放置していたので、とれるのも時間の問題だったのですが。


1年近く放置していたのは、歯医者さんがなかなか予約がとれないから。自宅兼の小さな医院なのに先生が日替わりなんです。僕の担当医は月曜と土曜。もっともそのことに気付くのは次の予約で「来週も再来週もその次の週もいっぱいです」といわれ、僕が受付で少しキレたときなんですが……。
4週間後なんていわれても、こんな仕事をしていると「今のところ空いています」としか答えようがありません。かといって歯医者のために仕事を断るのもねぇ……。
しかもせっかく行っても「間が空いたのでゴミが詰まっちゃいましたね。消毒しましょう」といって、次に進まない。間が空いたのはそっちのせいなのに。


というわけであと少しのところで放置していたんですが、いよいよ詰めものがとれて、ポッカリ空いた穴が痛い……。こりゃ大変だと北京へ旅立つ8日の朝に駆け込んだのでした。もちろん別の医院に。


でもこの医院が大正解。仮詰めの中ではかなりひどい虫歯が進行していたのですが、今日から北京へ行くと聞いた先生は「じゃあ一気に片付けちゃいましょう」とギュインギュイン削って、型をとって仮詰めをしてくれました。


で今朝、義歯を入れてもらい治療完了。なんて仕事が早い先生なんだ。まあ実際に手の動きも異様に速いというか、治療そのものがかなりワイルドなんですが……(笑)。どちらがいいかは人それぞれでしょうけどね。




午後はキヤノンのサービスセンターへ行って、北京でさんざん火薬の粉にさらされた5D MarkIIのセンサー清掃をしたかったのですが。


カーリング女子・日本代表があまりにいい試合をするもんだから、うちから出られない事態に(笑)。残念な結果を見届けてからうちを出たら、清掃が終わった頃にはどっぷり日が暮れていました。


その後、三愛のRING CUBEへ所用でやってきたコザワ巨匠と、その下にあるちょっと高級なドトールへ。カウンターの向こうを見ていると、当然ながらカップを熱湯で温めていました。
僕もうちでコーヒーを飲むときはカップを電子レンジか熱湯で温めますが、北京のカフェはいい値段(だいたいコーヒー1杯が25元=300円ちょっと。ローカル食堂なら朝昼晩食べられる金額)をとるくせに、熱いコーヒーを冷たいカップに注ぎます。


もう少し中国語がうまくなったら、気に入ったカフェの服務員に「カップを温めると、きっとお客さんが増えるよ」とそっと教えてあげようかと思う今日この頃です。



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■EOS 5D MarkII+EF35mmF1.4L


こないだの北京で新たに発掘したカフェ。なかなか悪くないんですが、もちろんカップは冷たかったです。



2010年2月22日月曜日

三脚の新しい使い方

このたびの北京にはジッツォのカーボン三脚を持っていったのですが、昨日コザワ巨匠と話していて「シカノさんが海外へ三脚を持っていくなんて……偉いですね」と褒められました。いや褒めるべきことではなくて、普段持っていかない方がどうかしている気もしますが。


僕も時と場合によっては持っていくのですが、北京に関していえば仕事上必要でない限り持っていきません。理由は簡単で、夜景がきれいじゃないから。
もちろん夜でも絵になる場所はあるのですが、そこに行くかもわからないのに、朝から三脚を持ち歩くのも大変です。かといってわざわざ狙って撮るほどでもないし、そもそも夕方にホテルへ三脚に行くのも時間がもったいない話です。



ではきれいな夜景に遭遇したときはどうするか。そのときは手すりとか壁とか、そこらへんにあるものを使います(笑)。北京は都会なのでそのあたりは不自由しません。もちろん三脚があった方が便利だし、アングルも自由が利くのは確かなのですが……。


ただ今回は年越しの街の風景を撮りたかったので三脚は必須。というわけで年明けにジッツォを買った次第です。13日夜から14日未明はカメラを三脚に乗せたまま市街を走り回ったのですが、その軽さに随分助けられました。


でも今回の北京で、僕は己がいかに甘っちょろいかを思い知ることとなりました。三脚にはこんな使い方もあったのです。



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街灯のハレーションを防ぐのに必死で、ピンぼけ+手ブレ+構図もいい加減ですが、カメラをセルフタイマーにして、三脚の脚2本を両手で掲げて撮っていたおじさんです。ちなみにフレームアウトしている左の脚は、宙に浮いています。こんなやり方でハイアングルを撮影するとは……。


これを撮ったのは先日「北京の横浜中華街っぽい表参道」と書いた前門なのですが、このやり方は中国でスタンダードらしく、いろいろなカメラマンが同じように前門を撮っていました。


恐るべし人民的撮影技法。



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■EOS 5D MarkII+EF17-40mmF4L


僕は三脚をホテルに置いてきていたので、ふつうに撮りましたとさ。



ところで昨晩、PMA(アメリカのカメラ見本市)取材のためフロリダ・オーランドに滞在中の桃井一至さんから、Skypeで電話がかかってきました。リーマンショックの影響でとても寂しいPMAだそうですが、「そういえばモモ~イさんが取材したのって、どこに載るんですか?」と尋ねると……。


「ん? 自分のブログ」


ええーっ! 取材費はいったいどこから……。

「あ、寄付募ってるから」



というわけでモモブロには動画レポートfrom USAがアップされていますんでぜひご覧ください。というわけで寄付はできない代わりに宣伝。


PMAは僕も2007年と2008年の2度行きましたが、プレスルームで味も素っ気もないドーナツが食べ放題だったのが一番の思い出です。って食べ物かい。


※追記
またモモ~イさんからSkypeが。会場はオーランドではなくアナハイムでした。以前はオーランドだったので「今年はラスベガスではない」「ネズミさんがいる」という時点で勘違いしていたのですが……。同じネズミの国でも大違いですね。
モモ~イさんから「現地集合だったらアウトだったぞ」と笑われてしまいましたとさ。

※追記2
ソニーからついにミラーレス一眼が! ほ、ほ、ほっすぃ~!!
吉村Aさん、撮影オツです。



2010年2月21日日曜日

北京土産アルヨ

今日は夕方神保町で打合せの後、新宿でコザワ巨匠と夕食。北京土産を渡してきました。


先月彼からGR DIGITAL IIIを借りたのですが、その理由は「北京で使いたかったから」。自分のIIでもよかったんですが、レンズが少しだけ明るいIIIの方が、暗い路地裏とか、食べ物屋さんの中とか、夕暮れとかで重宝するかなと。


北京ではずっとEOS 5D MarkIIを首か肩から提げて歩いていたんですが、歩きながら見つけたものとか、ふとした光景をGRで撮っていました。ポケットに入れておいて、すっと取り出して撮れますんでね。


たとえばこんなもの。



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おもちゃ屋さんのショーウィンドウにて。のび太、スネ夫、しずかちゃん、ジャイアン、トトロ……トトロ?



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春節明けの地下鉄車内にて。中央で何かを掲げているおじさんは、数遊びや簡単なパズルが印刷されたプリント(A3くらい)を売っていました。東京の地下鉄でも学習塾の広告にそんな問題が載っていますが、まあそれを紙に印刷して売っているわけです。
買うやつおるんか?と思ったら、僕のそばにいた若い夫婦が買っていました。その夫婦は大荷物を抱えていたので、たぶん帰省先から北京へ戻ってきたところ。そんなときにわざわざ買わなくてもいいのに……。



 


というわけで巨匠のGRを結構活用させていただいたので、お礼を兼ねてお土産をいろいろ買ってきたのですが、いちばん気に入っていただけたご様子なのは……


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耳当て付きの帽子。妙に似合っているというか、のらくろ上等兵みたいだな。


彼はパスタ屋さんの店内でこれを被ったまま飲食。他のお客さんにガン見されていました。それに気をよくしたのか、被ったまま新宿駅から電車に乗って帰っていきました。北京では欧米人観光客が結構被っていましたが、さすがに新宿駅で被っていたら異様ですね。


このときの話で、言い値85元(1000円ちょっと)を1/10以下の8元まで値切ったのがこれでした。さすがに店のおねえさんは呆れ気味で、最後は日本語で「ケチ!ケチ!」といいながら僕を蹴ってきました。欧米人観光客はどれくらい値切っているんでしょうかね。




ちなみに他にどんなものをあげたのかは、今日のコザブロをどうぞ。ちなみにケータイストラップは北京オリンピックのものではなく、水泳会場だった水立方のグッズです。
水立方自体が特徴的なデザインなので、グッズもなかなかオサレ。なぜかSDカードリーダーなんて珍グッズもあったんですが、ネタのために買うには高かったのでやめました。政府直営の水立方土産店はさすがに値切れませんしね。



2010年2月20日土曜日

無事帰国、そして衝撃の映像が…

午後3時過ぎに成田空港着の飛行機で帰国。まだ明るいうちに帰宅できましたが……仕事関係の皆さまから待ってましたとばかりに怒濤のメール&電話。必ず「お疲れのところ申し訳ありませんが」との前置きがありますが、いえいえこちらこそ10日以上も海の向こうのお祭り騒ぎに出掛けてしまって申し訳ございませんという感じです。非常に疲れているのは確かですが(笑)。


飛行機に乗っていたときから何よりもまず熱い風呂に入りたい気分だったので、さっき銭湯に行って少しリフレッシュしてきましたが、疲れは若干とれたものの眠くなってきました。
でも明日から……というよりもう仕事をしています。メールを返信したり、PDFをチェックしたり、原稿を書いたり……。明日も重要な打合せです。


しかし帰宅後すぐ、現地でバックアップしていたデータを据え置きのハードディスクに移し始めたのですが……いま「残り時間 201分」と出ています。移行が終わるのが先か、シカノが落ちるのが先か。たぶん後者と思われ、終わる前にパソコン放置して寝ちゃうでしょうが。




北京からは「無駄にF1.2」をいっぱいアップしましたが、とても無駄にF1.2で撮影したものがありました。といってもハイビジョン動画ですが。
 





■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


こちらでさらに大きなサイズで見られます。


中国で見た「なんじゃこりゃ!」の最上級ランクです。二本足で立つ犬は北京で結構見かけるのですが、歩く犬はさすがに初めて見ました。このときは歩いたのが1分ちょっとでしたが、出会ったときは道の向こうからトコトコ歩いてきたんです。本当です。


ちなみに僕は万歩計によると10日間で軽く20万歩以上歩いていました。自宅から20万歩歩いたらどこまで行けるんだろう……。
それだけ歩いたら体重と体脂肪が減っているかなと思って、うちのハイテク体重計に乗ったのですが……目立った変化は見られませんでした(涙)。どんだけ歩いたら痩せるんでしょうか……。



2010年2月19日金曜日

謝謝そして再見!

春節でお休みだったお店も、今日からほとんど営業を始めました。


というわけで朝、ホテルを出て駅まで歩いていると、昨日まで休みだった例の重慶川菜館も慌ただしく支度中。おそるおそる中をのぞくと「食べるの? いいよ」というので、あの担々麺と白飯を注文。
しかしそもそも現地人以外行かないであろうこの店で、新年1人目の客がカメラ持った訳のわかんない日本人だなんて、開店以来じゃないでしょうか。いつ開店したのか知りませんが。


しばし待つと担々麺が出てきました……が。


前回より麺が細い。すすってみると……コシがないアルヨ! ってあるのかないのかよくわかりませんが、まあないってことです。
しかも注文時にオバチャンが「辛いけど大丈夫か?」としきりに聞いてきてイヤな予感がしたのですが……あまり辛くない。たぶん手加減したのでしょう。ガツンとくる辛さを期待していたのに、がっかりです。


しかもしかも。前回食べたときはこれでもかと投入されていたナッツが見当たらない! あれが激辛な中に絶妙な食感を生んでいたのに……。
でも僕の中国語では「ナッツが入っていないよ」なんて聞けません。たぶんまだ休み明けで厨房にナッツがないのでしょう。まあ中国でローカルな店をお気に入りにするなんて、日本人のおまえには5000年早いアルヨということでしょうかね。




その後日本のガイドブックに必ず「北京の銀座」と書いてある王府井で新年の賑わいを撮ってから、夕暮れ狙いで昨日に続いて前海へ移動。昨日は凍った湖面の上で人民たちが遊んでいましたが、今日は予想通り無人。氷の上は立ち入り禁止になっていました。
そう、今日は結構暖かかったんです。結構といっても昨日に比べればの話ですが。でも1時間カメラを構えて突っ立っていても平気でした。昨日は10分でつま先に痛みを感じましたが……。


日が落ちてホテルへ帰ろうとすると、あちこちの軒先でまた爆竹の嵐! しかも打ち上げ花火もあちらこちらで上がっています。
北京市街は春節前後だけ火薬類の使用が解禁されます。たぶん今日がその最終日だったのでしょう。見ていると残った花火や爆竹をぜんぶ使っちゃえという感じで、春節のとき以上に乱れ撃ちです。
あいにく三脚を持っていなかったので手持ちで撮影。ホテルへ三脚を取りに行こうかと思いましたが、これから荷物を整理して、明日の午前便で帰国……というわけでぐっと我慢。まあ花火も爆竹も春節でさんざん撮ったし。


後ろ髪を引かれつつ夜9時過ぎにホテルへ戻ると……



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


玄関前で花火をやっている人が。というわけで北京最後のカットを、もちろんF1,2で撮ってみました。スローシャッターで微妙に手ブレしていますがご勘弁を。


この2人、隣のアパートの住人かと思ったんですが、聞いたら中国人の宿泊客でした。何か理由があって北京のホテルに泊まっているんでしょうが、ちゃんと風習は守るんですね。っていうかこの2人も、ある意味我慢できなかったクチっぽいですが(笑)。




しかし今回は「中国を知るなら春節を見ておけ」という中国取材の大先輩・小竹同志の言葉にのってしまった結果の取材行だったのですが、まさにその通りでした。謝謝同志。


あとそうそう、謝謝そして再見北京!



2010年2月18日木曜日

五輪は遠くになりにけり…

今日はちょっと撮りたいものがあって、北京オリンピックのメインスタジアム・国家体育場(通称・鳥巣)に行ってきました。
建設中は何度か遠巻きに撮っているのですが、北京オリンピックのときは現地に滞在するも一切観戦せず(天安門広場で自転車ロードレースは見ましたが)。中に入るのは初めてです。


まず地下鉄の奥体中心駅を降りると……



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旅行代理店のチラシ攻撃! オッチャンやオバチャンが、配るというよりもむしろ強引に押しつけてきます。渋谷新宿でティッシュ配ってるおにいちゃんもビックリです。手前の青い服のオバチャンはすでに違う通行人にロックオンしています。


僕も3枚ほど渡されましたが、どれも市内の地図が印刷されていて、旅行者にはそれなりに役に立たないこともありません。チラシに付加価値を付けるという点では賢いですが、これだけ大量に配られてはもはや意味なし。誰か頭のいい人が考えて、あっという間に真似されたんでしょうね……。



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今日はちゃんとPLフィルターを持っていきました。でも使ったのはこのカットだけ(笑)。



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中では雪祭りが行われていました。雪祭りといっても雪像らしきものはなく、人民が圧雪の上でひたすら遊んでいます。



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通路の柱には鳥巣を作った労働者たちのポートレートが掲げられていました。もちろん中国人写真家が撮ったものですが、僕的にはちょっとうらやましいです。


お土産売り場もあって、鳥巣グッズに混じって……というかかなりどさくさ紛れな感じで北京オリンピックのグッズも売られていました。在庫処分という感がなきにしもあらず。


そんななか……



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北京オリンピックのマスコット「福娃」も! 薄汚い気がしないでもありませんが、1年半経って日焼けでもしたんでしょう。気にしない気にしない!


実はこの日、鳥巣にはVIPが訪れていました。僕もその方を撮りに行ったのですが……なんとIOC前会長のサマランチさんです。中国の有名な女優さんもご一緒でした。




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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


……嘘です。蝋人形です。というわけでまたまたF1.2で無駄にボカしてみました。


ここには歴代IOC会長の蝋人形が勢揃いしており、サマランチさんと現会長のロゲさんは、お金を払うと一緒に写真が撮れます。というわけでこの女性はただの観光客です。
ちなみに本物のサマランチさんとロゲさんが、ここで自分たちの分身と対面している写真が飾ってありました。ロゲさんは苦笑いをしていましたが、隣のサマランチさんは少しムッとしていました。




夕方はホテル近くまで戻って、前海のあたりをぶらぶら散策。なかなか寒さが和らがないせいか、湖面はまだカチカチに凍っていました。大晦日の昼に撮りに来たときは人もまばらでしたが、今日は人民が氷の上を散策していました。のどかな北京の冬休みといった感じで、またまた……



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


F1.2でボカしてみました。中国名物・椅子ソリです。僕も借りて少し滑ってみましたが、なかなか気持ちいいものです。ただ腕が疲れます。



そんなことをしていると「シカノはブログネタを撮るために北京へ行ったのか?」「こんなにアップしちゃっていいのか?」という声を方々からいただいておりますがご心配なく。我的工作も順調にこなしております。


ちなみに今回の北京では8割以上EF50mmF1.2Lで撮っていますが、絞りをF1.2まで開けるのは気分転換を兼ねてブログ用の写真を撮るときだけです。自分の撮影ではシャープさが欲しいので、開けてもせいぜいF2.0。というわけで実は気分転換の方が大変なのですが……(笑)。



2010年2月17日水曜日

ローカルフード&F1.2連発

今朝はまずホテル近くにある成都料理の店へ。軒先で鍋を煮たりせいろを蒸していて、実に絵になるのです。こちらに来てからちょこちょこ撮っていたのですが、タダで撮らせてもらってばかりじゃ悪いなということでここで早点(朝食)。
非常に込み合う店内では、みんなワンタンを食べています。超うまそう。店内にメニューが見当たらないので、そうか朝はこれだけなのねと判断。軒先で忙しく料理をしているオバサンに「イーガー(1個)」と頼むと……。


鍋からすくって渡されたのは真っ黒いおかゆ。鍋はふたつあって、僕が「イーガー」と言ったときオバサンはちょうどおかゆの鍋をかき混ぜていたのです。
仕方ないので食べると……うーん。マズくないというか、そもそも味がない。黒い源が何なのかはわからずじまいでしたが、このところマックや吉野家ばかりなので、たまには健康的なものを食えという天の声でしょうか。あのおかゆが健康的なのかどうかも不明ですが。



その後は地下鉄で市街の外れにある白雲観へ。北京最大の道教寺院で、中国道教の総本山なのだそうです。寺を撮っている者としては、異国の宗教にも敬意を払わないと……なんて気持ちもなくはないんですが、人民の初詣(廟会)を撮りたかっただけです。


その期待通りなかなか趣きのある北京の初詣風景でした。とれどれネタになりそうなものはたくさんあったんですが、なかでもおもしろかったのが中国式のお賽銭(?)。銅のメダル50枚を5元で買い、それを的(寛永通宝みたいなかたちで、穴の部分に鐘がある)に向かって投げます。ってお賽銭じゃなくてそれはストラックアウトですね。



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こんな感じ。僕もチャレンジしました。意外と的に当たるもんです。




白雲観の前には内モンゴル自治区の関係施設があって、モンゴル料理の屋台が出ていました。廟会に入る前に僕も寄って、ところてんのようなものを茹でて、ナッツとネギと香草を入れた辛いスープ(5元=約70円)を食べました。舌がしびれましたが激旨でした。


そのスープを作ってくれたのが……



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


北京の宮崎あおいちゃん。笑顔がかわいくて、愛想のいい子でした。僕のお釣りを間違えたのですが「足りないよ」というと、照れながら「不好意思!(すみません)」。いやいや没関係アルヨ。
というわけで例によって無駄にF1.2でボカしてみました。いやかわいい子に対しては無駄じゃないですね。ただピント合わせが大変。AFでは追えないので中国得意の人力で合わせましたが、結構外しました(笑)。


無駄にF1.2でボカしたのはこっちでしょうか。



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獅子の石像に1角コインを立てる警備員2名。コインを立てるのは何か意味があるみたいです。彼らは参拝客たちから「すごいね」と褒められていました。っていうかおまえら仕事しろよ。



そんな白雲観を出て駅まで歩いていると、ちょっと小腹が空いてくるわけで。すると遠くに湯気がもうもうと立っているガレージのような建物が。近寄ると「杭州小龍包」の看板。中をのぞくと狭い店内が大混雑です。これはうまいに違いない。っていうか軒先で蒸している小龍包を見たら、挑戦せずにはいられませんでした。本日3つめのローカルフードです。


でこれが大正解。小龍包が10個に、玉子と岩海苔のスープ(これも絶品)も頼んで、お会計は7.5元だから100円くらい。日本の感覚ではありえない安さアルネ。



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これもF1.2でボカしてみました。手前でボケているのは相席になった家族の子供。こちらにもピントを合わせて撮ってあげたら、若い両親から「謝謝!謝謝!」とやたら感謝されました。ただ撮っただけなのですが、こちらではいつもそんな感じです。不客気(どういたしまして)です。



夜はマックで例のあずきパイを食べました。なかなかうまかったんですが、残念ながらボカした写真はございません。EF50mmF1.2Lはそこまで寄れないので、全部ボケてしまいます。あしからず。


こんなときクローズアップレンズがあれば……と少し前「デジキャパ!」の記事に書いたことを思い出しました。人に勧めておいて無責任もいいところです。



2010年2月16日火曜日

2010年宇宙の旅

今日はちょっと行きたいところがあったのですが、地下鉄に乗ったら停車駅の中に「天壇東門」という駅が。そうか、天壇まで一本で行けるのか。天気もいいことだし行ってみるか……というわけで気変わりして天壇へ。


天壇……英語表記はTemple of Heaven。なんかカッコいいじゃない。北京には他にTemple of Earthと、Temple of The Sunと、Temple of The Moonがあります。天・地・日・月がそれぞれ故宮を囲んでいるのです。なかでも一番重要なのが天壇というわけで、世界遺産の観光名所になっています。


天壇とはこういうところです。


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僕が子供の頃大好きだった「明星・中華三昧」のパッケージに以前描かれていました。そのため育ち盛りのシカノ少年にとって中国=この建物でした。正確には天壇の中にある祈念殿という建物でして、明や清の皇帝がお祈りをしていた祭壇です。


初めて北京に来た3年前にも「ぜひ天壇を見なくては」と訪れているのですが、そのときはベタ曇り。くすんで見えて少しガッカリした記憶がありますが、今日は見事な快晴です。しかしこんなときのためにPLフィルターを持ってきたのに、ホテルに忘れてしまいました。まあ素でここまで青ければいっか。


天壇は「天壇公園」という広大な公園になっており、地元の人たちは安い入場料でふつうに公園として利用しています。利用とは……



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


たとえばこういうこと。F1.2で無駄にボカしてみようと思ったのですが、1/8000秒でも明るすぎて自動的にF1.4へシフトされていました。残念。


状況を説明しますと、デカいスピーカーを6個も持ってきたオッチャンが、ダンスミュージックをガンガン流しています。それに合わせて老若男女が好き勝手に踊っています。
この2人、いたって平均的な人民風のオッチャンオバチャンですが、びっくりするくらいステップは華麗。ちなみに手前でボケているのは2人のお孫さん。おばあちゃんにヤキモチを焼いて、しきりにダンスのじゃまをしていました。すごい近親憎悪っぷりです。


あとは……



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持参したカラオケでラヴソングを熱唱。天壇だけに「君と一緒に天へ昇りたい」なんて唄っているんでしょうかね。
ちなみに左のおばあちゃんと孫は、唄っている彼が聴衆の中から指名したバックダンサー。おばあちゃんイヤそうな顔に見えますが、実際はノリノリで最後は孫とハグ。こちらは家族関係良好のようです。


さらに進むと……



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北京の歌姫登場! っていうのは嘘で、ここは天壇の中心である円丘と呼ばれるところの、さらに中心。まさにここが「天壇」なのです。
おねえさんの乗っている石は宇宙の中心だそうです。当然皆さん乗りたがるわけで、すごいときは6~7人が押し合いへし合いでした。もちろん僕も乗ってきました。


というわけで宇宙の中心に立ったら腹が減ってきました。思えば朝ホテル近くの超市で買ったチョコを食べただけ。でも天壇の中の食堂は大混雑。しかも高くてマズそう……。


空腹がもはや宇宙の果てを突破していると、レーダーがいい匂いを察知。

なんと売店前のベンチで人民たちが宇宙食よろしくカップラーメンをすすっているではありませんか。売店に入るとカップラーメンがズラリ。さっそくシカノも購入。でもポットは? 店員が「あっち」と指す方へ向かうと……



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あった、巨大な人力ポットが(笑)。皆さんご想像の通りお湯はぬるめで、麺がよくほぐれませんでした。でも無事カロリーを補給し、なんとか地球に生還できましたとさ。おしまい。



2010年2月15日月曜日

中華包丁の正しい使い方

春節である今日は昼にのんびり起きて、天安門の南にある前門のあたりに行ってきました。日本のガイドブックには必ず「北京の浅草」と書かれているところです。誰が言い始めたのかわかりませんが、まあ浅草に見えないこともないな(笑)。
ただオリンピックを機に再開発され、表通りは海外ブランドや高級店が並ぶ「北京の横浜中華街っぽい表参道」になっています。なんのこっちゃ。
新たにユニクロの大型店ができていましたが、やはり外観は横浜中華街でした。




今回の滞在中、山本おじさんはじめ、いろいろな方からメール等々で「何食べてるの?」と質問というか心配をいただいております。普段からも「中国ではいつも何食べてるの?」と聞かれることが多いんですが。


北京では北京ダック、上海では上海ガニをいつも食べています。




……嘘です。


仕事で行ったときは関係者の方もいるのでそれなりの店に行く(というよりも連れていっていただく)のですが、個人で動くときは吉野家とマック、あとは最近できたCoCo壱番屋をローテーションします。上海にはてんやがあるのですが、北京にも早く進出してほしいところです。
なんで中国に来てまで……と思われそうですが、それは中国だから(笑)。これらの店ではお腹を壊すリスクが低減できます(もっとも最近はかなり胃腸が丈夫ですが)。あと予想と違うものが出てきたとか、正しく注文が伝えられなかったとか、そもそもメニューが訳わからんということもありません。
余計なことに神経を使うのが嫌いで、お腹いっぱいになれば何でもいいという性格なので、これで十分なのです。まあ単に貧乏だという噂もありますが。


というわけで昨日は昼・前海の吉野家、夜・前海のマック、深夜・前海のマック(2度目)。今日は昼・ホテル近くの麺の店、そして夜・ホテル近くのマックでした。
もっとも今回は事情がちょっと特殊。実はちょっとローカルフードに目覚めつつあったのですが、春節で日に日に休みの店が増え、ついにあの重慶川菜館も、そして2度行っているホテル近くの刀削麺の店(ここも絶品)も「春節放暇」。開いているのはファストフードか観光客相手の高級店くらい。今日の昼に行った店は24時間年中無休だそうですが、昨晩から今朝にかけてはさすがに休んだようです。


ちなみに中国のマックでは辛いチキンバーガーがなかなか美味なんですが、昨日の深夜食べたばかりなので、今日はこんなローカルメニューに挑戦しました。




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足尊牛堡……訳すと「リッチすぎるハンバーガー」でしょうか。貧乏な僕も、マックではセレブ気分です。セットで23元だから、300円くらいの安いセレブですが。
これクォーターパウンダーの大陸版のようですが、ピクルス(というかキュウリ)がたっぷりです。中国人なんでキュウリこんなに使うんでしょう。昼に食べたジャージャー麺も具はたっぷりのキュウリでした。嫌いじゃないんだけど、多すぎるとキュウリ臭くなるのでうんざりです。


ちなみに箱じゃなくて中身を撮るべきだったのでしょうが「マックの仕事は300個作って1個撮る」山本おじさんに敬意を表してみました。まあグチャグチャで撮れなかったんですが(笑)。


他にローカルメニューでは「あずきパイ」が気になって仕方ありません。たぶん滞在中に食べることでしょう。




食といえば昨日の大晦日、古い胡同が残る一角を撮っていたら、外を歩いていた村上春樹に異様にそっくりなオッチャンから「オレの家を見るか?」と誘われました。
中では同じ四合院の人たちがみんなで夕飯の支度をしていたのですが、すごかったのは肉の骨を切る斧が壊れたとき。柄から刃がとれてしまったのですが、なんと柄を中華包丁で削って再び刃をはめこんだのです。中華包丁にそういう使い方もあったとは……。恐るべし中国5000年の歴史(最近4000年から一気に増えたらしい)。



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■EOS 5D MarkII+EF17-40mmF4L


上は斧を直すところ。下は肉鍋を煮込む村上春樹。
村上から「一緒に食べるか?」といわれたのですが、夕暮れを撮りたかったのでお断りしました。鍋はとてもおいしそうだったんですが……。



2010年2月14日日曜日

新年快楽!人民大花火大会!!

中国の年越し恒例、13億5000万人による人民大花火大会を撮って、午前3時にホテルへ戻ってまいりました。ただいまデータバックアップ中です。


昨日(13日)は朝から中国の大晦日を撮影。いろいろ収穫がありました。そして日が暮れてから急いでタクシーでホテルに戻り、機材を入れ替えてから徒歩でなんとなく一昨日のブログに載せた前海・后海へ。北京一の盛り場で、しかも周囲には古い街並みが残っているので、一番撮れるだろうという判断です。


いやー、すごかったです人民大花火大会。日本の花火に比べるとしょぼい……と聞いたのですが、全然そんなことはありませんでした。360度どこを見ても花火・花火・花火! そこいら中であげているので、真上を見ても花火です。


打ち上げ花火だからどこか広いところで上げるんだろうと思ったら大間違いでした。人が避けられるだけの距離があれば、どこからでも、そして誰でも打ち上げます。すごいところでは、メインストリートのセンターラインから打ち上げていました。打ち上げ花火のすぐ横をバスや車がすり抜けていく光景には、ちょっと仰天……。
ちなみに写真を撮っていたら中国人から「おまえもやれ」といわれ、僕もデカいのを一発上げてきました(笑)。日本ではなかなかできない体験です。


爆竹もすごかった。日本の爆竹を想像していたら大きな間違いでした。あれは凶器です。カスが弾丸のようにバチバチ当たります。僕はメガネをしていてよかったんですが、メガネをしていない人は大丈夫なんでしょうか……。
おかげでレンズの表面はすぐ真っ白になるわ、ゴミ写りまくるわで大変でした。


当初24mm・35mm・50mmの明るい単焦点レンズで撮るつもりだったんですが、三脚もあることだし……ということで念のため17-40mmのズームも持参。が、そんな状況なうえ、花火も爆竹も突然始まって展開が予想もつかないので、結局ほとんど三脚+17-40mmで撮りました。もし単焦点だけだったら四苦八苦したでしょう。
もっとも花火なんて撮るのは10年以上振りだし、爆竹に至っては撮ったこともないので、最初は露出に苦労しましたが……(汗)。


実は今回の花火大会で撮りたかったのはデカい打ち上げ花火でも炸裂する爆竹でもない“あるもの”なんですが、それも無事に撮影できました。というか早々に撮れてしまったので、あとは打ち上げ花火や爆竹を楽しみながら撮ってきた次第。
なお“あるもの”の写真はいずれどこかで発表する予定です。



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■EOS 5D MarkII+EF17-40mmF4L


これはまだ小さい方。もっと大きいのも上げていましたが、近すぎてフレームに収まりませんでした……。


しかし朝から4万歩近く歩いたのですが、花火と爆竹のせいかテンションが高いままです。ちなみに心配していた爆音は、慣れました(笑)。


そんなわけで日本はチョコレイト・ディスコですが、中国はファイヤーワークス・ディスコな1日でした。まあ元旦はまだあと20時間あるわけで、夜が明けるとまた廟会というイベントが始まるのですが……。
でも廟会はしばらく続くので、今日はゆっくり寝ます。ドアノブに珍しく「起こすな札」をかけました。



2010年2月13日土曜日

まるで北京じゃないみたい

北京は日に日に寒さが増しています。夕方はお気に入りの散歩道である前海・后海に来たのですが、湖面がカッチカチに凍っていて子供たちがアイススケートを楽しんでいました。地元の人に聞いたら例年2月あたまには氷が溶けてしまうみたいですが、今年は寒いのか“営業期間延長中”みたいです。
今日は暗くて全然撮れなかったので、明日もう一度撮りに行ってみようかな。


っていうか明日は大晦日。「人民大花火大会」の本番です。もう市街では爆竹鳴りまくり、花火上がりまくりですが。っていうか今も0時過ぎなのに、外ではボンボン花火が上がっています。どんな絵が撮れるんだろう。かなり楽しみです。


ただ今日路地裏で爆竹をやっている子供たちを撮っていたら、鼓膜が破れそうになりました。子供たちは慣れているのか、平然としていましたが……。ティッシュか何かで耳栓作らないと、えらいことになりそうです。



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


前海と后海の間の橋のたもとにて。いつもは仕事や学校が終わった人たちで賑わうところなんですが、地方出身の北京市民は里帰りをしてしまったので今日はとても静か。中国人観光客も当然いないので、胡同巡りをする自転車タクシーも開店休業状態でした。こんな落ち着いた北京もなかなかいいものです。花火だけはうるさいですが(笑)これはやってもらわないと。



2010年2月12日金曜日

謝謝佳能快修中心

昨晩、激辛担々麺で身も心もしびれされてくれたホテル近くの「重慶川菜館」に、予告通りまた行ってきました。



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というわけでランチは昨日気になって仕方なかった「麻婆豆腐飯」。やっぱり期待通り旨かったです。ボリュームも満点。でも担々麺に比べると何か物足りない。っていうかあまり辛くない……。


四川料理は花椒と唐辛子のしびれるような辛さが、そのまま旨さの源になっています。だから食べやすいんだけど、少し物足りないのです。もっともふつうに考えれば十分辛いし旨いんですが。
それだけに、隣の女の子が食べていた揚州炒飯が気になって仕方ありませんでした。



 


夕方は市街にある佳能快修中心(キヤノンサービスセンター)へ行ってきました。


実は一昨日の夜、ホテルで5D MarkIIのバッテリー室のフタを折ってしまったのです。うっかりフタが空いたままカメラを椅子の上に置き、うっかりその上に座ってしまうという、うっかり八兵衛もびっくりなくらいうっかりの結果です。


といってもプラスチックの皮一枚でつながっており、さらにいえば完全に折れても、テープで留めれば撮影は可能です。ただ肝心なときに折れてしまうのはイヤだし、テープで留めるのも面倒だし、そこから水が侵入する恐れもあるし……と考えていたら、ふと思い出したのが北京のサービスセンター。


初めて北京に来たとき以来、キヤノン中国さんには幾度となくお世話になっているのですが、その本社にサービスセンターが併設されていたのです。まあこれくらいのトラブルで社員さんをお呼び立てしては申し訳ないので、そうだサービスセンターに行ってみようと思った次第。


すでに春節休暇の可能性もあったのですが、運のいいことに今日まで営業とのこと。日本と同じように機械で番号札をとって、さらに番号を呼ばれて窓口へ……。


そして対応してくれた蒼井優ちゃん似の女の子に、片言の中国語と身振り手振りで「このフタを売ってくれ」と伝えたのですが。
なぜか彼女は「カメラを貸してください」。僕のカメラはシリアルナンバーがこすれて消えてしまっているので、それを確認するとのこと。ああ、確認しないと部品が売れないんだなと思い、カメラを渡してしばし待ったものの……。


メモ用紙を渡され「あなたの名前と電話番号を書いてください」。え、部品買うのに電話番号? 教えるのはやぶさかではないというか、むしろあなたへ個人的に教えたいくらいですが、それって取り寄せで入荷次第連絡、つまり春節休暇明けになるということ。そもそもサービスセンターに在庫がないのもおかしな話です。
そこで再度「ほらフタが壊れました。だからこれが欲しいのです。在庫はないのですか?」と丁寧に伝えると……「明白了明白了! 有庫存!(そういうことね! 在庫あるわよ!)」と。
どうも彼女は僕のカメラを預かろうとしていた様子。やれやれですが、一体何をどうしようとしたのでしょうか……。


別のスタッフが品物を持ってくるのを待つ間、彼女に「小澤老板ハオマー(小澤社長は元気)?」と聞くと、あなたは老板を知っているの?!と驚いた様子。うん知ってるよと答えると、興奮気味に別の女の子を慌てて連れてきました。
そして「ニホンノカタデスカ? ナニカ、オコマリデハ、ナイデスカ?」。日本語のできるスタッフでした。さっきまですごく困っていたんですけどね、もう解決しちゃいました……。最初から老板の名前を出せばよかったのでしょうか(笑)。


まあ2人とも一生懸命対応してくれて、ちょっと心が和みました。カメラの方も心配なくなったし。でも蒼井優ちゃん似の彼女に手机号マ(ケータイの番号)を伝えるのは忘れました……(笑)。



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伝票と壊れたフタ。ちなみにお代は74元(1000円くらい)でした。安くてひと安心、というか拍子抜け。




その後はすぐ近くの王府井へ。C級中国土産を高値で売りつけてくるバッタ市で、くだらないものを値切りまくってきました。最初の言い値が5D MarkIIのフタよりも高い85元(1000円ちょっと)だったあるものは、最終的に8元までディスカウント。まあそれでも高いような気がするんですが……(笑)。



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


別のあるものを商談中の図。電卓の「25」は店のオッチャンが打ち込んだ数字ですが、最初の言い値は「120」でした。そして24、23ときて、最終的には「20」まで落ちました。これも15元くらいまで落としたかったんですけどね。
ちなみに中国でショッピングするときの合い言葉は「太貴了(タイグイラ=高すぎる)!」です。




そんなこんなで気分がよくなって、夜はまたまた「重慶川菜館」へ……。そう昼に気になった揚州炒飯を食べたくなったのです。


揚州炒飯とは日本でいう五目炒飯ですが、こちらは麻婆豆腐の100倍くらいガッカリな味でした。まあ衛生ランクがC(ギリギリ合格)の店が出す6元のメシですから、過度な期待をしてもしょうがないんですが。
ただここの担々麺は絶品でした。たぶんまた食べに行くでしょう。明日……?



2010年2月11日木曜日

不思議な縁

今日は当ブログの“レギュラー”土屋勝義親分の“ライバル”である写真家の魚住誠一さんにばったり遭遇。隠密旅行なのかなと思ったのですが、ブログに北京へ撮影に行くと書かれていました。まあ隠密旅行をするほどヒマな方ではないですね。
魚住さんは月刊カメラマン、そして親分はCAPAという、もろ競合する雑誌の表紙をそれぞれ撮影されています。なのでライバルというわけですが、実際は2人で一緒に写真展をやるくらい仲良しです(たぶん)。


そんなわけで魚住さんとは共通の知人がいっぱいいるのに、ちゃんとご挨拶もしたことがありませんでした。なので「いつも土屋さんや小澤くんにお世話になっているシカノです……」とご挨拶すると「???」。おずおずと名刺を差し出すと「あーっ! わかった!!(笑)」。


しかしまさか魚住さんと北京でご挨拶とは。でも土屋親分や山本おじさんも一緒に北京へ行ったのが縁で今日に至るわけですから、僕は北京と何か縁があるのかもしれません。10年後くらいには住んでいたりして。




話変わって、ロケが終わって猛烈に腹が減っていたので、ショッピングモールに駆け込んで吉野家の牛丼を駆けつけ一杯。中国の吉牛は醤油味が効いていてうまいんです。


でもそこから買い物をしたり、地下鉄を乗り継いだりしていたら、ホテルの最寄り駅を降りる頃にはまた小腹が……。


そういえば北京に着いたときから無性に辛いものが食べたい自分。食堂が並ぶ一角をうろうろすると表のメニューに「担担面(中国では麺は面と書く)」がある店を発見。看板に重慶ナンチャラと書いてあったので、ああ重慶料理の店なのね。でも重慶料理ってなんだっけ?と思いながらオバチャンに担担面を注文。


テレビで中国×韓国のリアル少林サッカーを見ながら待っていると、しばらくして供されたのは……




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■GR DIGITAL III


真っ赤!


まあ色が赤いだけで実際は辛くないのかもな……ってそんな甘いはずはなく、やっぱり激辛でした。でもすんごく旨い。だがやっぱり辛い。


この味は一緒に白飯が欲しい。っていうか白飯がないとたまらん。でも腹のキャパシティが……。


葛藤をしながらも完食。よく考えたら重慶って政府直轄の市ですが、ちょっと前までは四川省だったところ。しかも火鍋の本場。案の定、帰りに看板を見直したら店名は「重慶川菜館」でした。川菜とは中国語で四川料理のこと。そりゃ辛いわ。


たまらず向かいの超市(小さなスーパー)で買ったバニラアイスを食べながら、シベリア寒気団が吹きすさぶなかホテルへと戻りました。


でもその店のメニューに僕の大好物「麻婆豆腐飯」というのがあって、気になってもう仕方ないので、たぶん明日また行くと思います。来週は春節で休みかもしれないのでね。



2010年2月10日水曜日

たしかに寒いけど

半年ぶりの北京なのに、というよりも半年ぶりだからか、今日1日で35GBも撮影。というわけで今懸命に取り込んでいるというか、まあ自分は一度操作したらあとはひたすら待つだけなんですが……これが長いんだ。


ちなみに今回持ってきたストレージは160GBのP-7000。このペースだと明らかに足りませんね……。
他にポータブルHDDを3基で800GB以上と、CFカードも100GB分以上持ってきているのでたぶん問題はないんですが。


でもつい2年前、8万円も出して買ったストレージが、もうこの有り様と思うと納得できないというか。今そこそこ安めなメディアを8万円分買えば、総容量は160GBどころじゃないですからね。
元の値段がそれなりにするのだから、HDDの換装くらい実費でやってもらえないですかね……エプソンさんもキヤノンさんも。


といきなり愚痴ですんません。それくらい撮影は快調だったということです。


ちなみに中国用のケータイには万歩計が付いているのですが、今日の歩数は30135歩。だいぶ歩きました。
でも明日は丸一日モデルのロケ撮りを頼まれているので、頭を切り換えて頭脳(?)プレーです。






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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


今日いちばん笑った看板。たしかに東京は北京より暖かいけど……。

ちなみにこの看板があるのは、北京でもっともオサレでイケてる町です。 でも代官山とか表参道にも、欧米人が見たら「プッ!」という名前のショップはあるんでしょうね。だから笑って許してあげましょう。こっちはすごく寒いし、なんだか東京をリスペクトしてくれてるみたいだし。

ところで今日はいつものブログ投稿ページにアクセスできました。ようわからん。



2010年2月9日火曜日

朝起きたら…

窓の外はこんな景色でした!



#EOS 5D MarkII+EF17-40mm



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我到北京了

0時過ぎに胡同の奥にあるホテルに到着。荷物を整理して、今ようやくひと息ついたところです。



しかし空港で乗り込んだタクシーのドライバーが若い兄ちゃん(たぶん地方から来たばかりの新人)で、高速で停車して地図見始めるわ、分岐で泣きそうになるわ……。なんで外国人の僕が行け!曲がれ!止まれ!バカ!と指示を出さなきゃいかんのかね。



ホテルの部屋はかろうじてネットができるんですが(回線が遅すぎて本当にかろうじて)、ブログの投稿ページやコメント欄を開くことができません。

データが東シナ海を渡ってこれないのでしょうか。それとも万里の長城にブロックされているのでしょうか。



もっとも投稿やコメントはメールでもできるようになっているので、あまりいろいろ書いたりはできませんが、ぼちぼち北京の年越しをお伝えできればいいかなと。



なおメールはふつうに読めますんで、業務連絡は没問題すなわち問題ございませんので、よろしくお願いいたします。



スカイライなう

今回の北京行きは滞在が長いのと、機材が多いのと、現地が寒いのとで、珍しく大荷物です。たぶん合計の重量はコザワ氏ひとり分くらいではないかと…。

なのにいつの間にか新しくなった京成日暮里駅で迷いまくって大変でした。スカイライナー専用ホームができたのはいいけど、はっきり案内してくれないと…。



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2010年2月8日月曜日

ユニクロはもう春だった

明日から北京だというのに、仕事が終わりませんね……どうしましょう。とりあえずお茶でも飲みますか。


北京対策のために近所のユニクロへ行ったのですが、品揃えはすでに春モード全開……。ヒートテックインナーも手袋もマフラーも売っていませんでした。かろうじて安売りしていたマイクロフリースのパーカーを買いました。まあ安くてよかったんですが。


でも手袋は欲しかったな……と思っていたら、帰りに寄ったコンビニのレジ脇に妙な手袋が。めちゃめちゃ薄手で、うたい文句は「ケータイの操作やカードの出し入れもばっちり!」。これならカメラの操作が楽かも……と思って買ってみましたが、さっき試したら本当に楽でした。630円。これはいい買い物だ。



 


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■OLYMPUS PEN E-P1+M.ZUIKO 17mm


ユニクロに行ったついでに撮ったんですが、下の写真には富士山が少しだけ写っています。ときどき不意を突いて現れるのでびっくりです。



2010年2月7日日曜日

大阪展大成功なり

今日は「甦る五重塔 身延山久遠寺」in大阪・後半戦。11時と14時には身延山五重塔を建てた金剛組・土居宗之輔棟梁らによる、手斧(ちょうな)や槍鉋(やりがんな)の実演を行いました。


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ともにたくさんの方がお越しくださり大盛況。




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土居棟梁がこの道50年以上!の鉋掛けを実演。


すると「オレにもやらせてくれい!」とレゲエな若者が……




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……って柳瀬元樹くんではないかーい!! 

左から当たっているピンライトがなんとも効果的な(?)柳瀬くんといえば、先月オリンパスギャラリー東京で写真展「La Familia Del Sol」が大盛況のうちに終了。それが4日からオリンパスギャラリー大阪に場所を移して開催中なのです。
そのため柳瀬くんが大阪へ行くというのは知っていたのですが、てっきり滞在は設営と初日くらいだろうと思っていました……。バタバタしていてヤナブロをチェックしていなかったのだけど、いま見たら9日まで大阪に滞在中って書いてありましたね。


「La Familia Del Sol」大阪展は17日まで(※土日祝は休館なので注意)。でももしレゲエな宮大工さんに会いたい!という方はお急ぎください。もう木は削っていないと思いますが。




柳瀬くんが来てくれたのは午後の部ですが、午前の部には大阪出張中というスタート・ラボの小林さんもいらっしゃいました。ほんと、神出鬼没の小林さんです……(笑)。


そんな感じでわずか2日間の、しかも市街からちょっと離れた場所での写真展でしたが、たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました。
常設のギャラリーではない場所での開催だったので、お話をいただいたときは不安もあったのですが、おかげさまで非常に実のあるイベントになりました。ご協力いただいた高松建設と金剛組の皆さまにも御礼申し上げます。


あと実演のために愛媛の現場から駆けつけてくださった、土居棟梁&副棟梁親子と郷原さんも……。



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


土居棟梁と郷原さん。郷原さんは道具さばきがとても美しくて、僕も身延山ではかなりの枚数を撮らせてもらいました。久しぶりにその姿を見ていたら、当時のようについ夢中で撮ってしまいました。



というわけで16時に無事終了後、撤収をお手伝いして新幹線に飛び乗りました。雪の影響が心配だったのですが、ほぼ時間通りに東京駅着。さて明日は旅の支度です……。





Omake
おまけ(笑)。



2010年2月5日金曜日

千客万来&突撃訪問

今日は朝6時に梅田到着。朝マックを食べてもまだ時間が余っていたので、中崎町まで歩いて小一時間ほど朝のお散歩……。


朝8時前に再び梅田へ戻って、阪急電車で十三へ。しかし阪急梅田駅のホームの数……!




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■GR DIGITAL III


どんだけ人を運んでるんだという感じ。


よく大阪の人は「東京は人が多い」といいますが、数はともかく、大阪の方が「ドドドーッ」と怒濤のごとく流れている感じがします。大阪の人が早足のせいかもしれないし、東京の人がうつむきがちのせいかもしれないし、まあよくわかりませんが。


会場である高松建設本社ビルに着いてからは、展示作品のキャプションを制作……そして朝10時にオープン。


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日中は予想以上のお客さまにご来場いただき、僕も説明やご挨拶でてんやわんやでした。
僕の友人知人だけでもまずまずの数。大阪の古い友人や、偶然大阪にいた知人、さらにこのブログをご覧になったという方……とにかくいろいろな方にお越しいただきました。


であっという間に今日の営業は終了。


ちなみに僕にとって大阪といえば、写真甲子園の最多出場校で、ほぼ毎年取材させてもらっている大阪市立工芸高校
もちろんこの写真展にも撮影研究部の皆さんが来てくれるもの……と思っていたら、なんとこの週末は「工芸展」という年に一度の発表会。今日も準備とのことで、残念ながら来てもらえなかったんですが……。


来てもらえないなら行ってしまえということで、終わってから工芸高校へ行ってきました。
すでに学校は閉まりかかっていたんですが、顧問の花畑先生や昨年の写真甲子園に出場したメンバーたちが残っていてくれました。
しかし着くなり女子高生たちから「コザワさんとどんだけ仲がいいんですか?」「家はやっぱり近いんですか?」「2人はそういう関係なんですか?」と矢継ぎ早に聞かれたのには……。


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特別に明日からの展示を見せてもらいました。ちなみにここは撮影スタジオ。昨年9月にもこんなことで伺ったところです。


しかし電気はなんとか点けてもらったのですが、扉が開けられなかったので……


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展示ボードの奥にある裏口から出入り。ちなみにこれは女子高生……が撮った僕のケツです。どうですいいケツでしょう。


そんな僕のケツも激写してしまう撮影研究部の展示はなかなかの力作揃い。いかん、若い芽は摘まなければ……そう思っていると、花畑先生が「何食いたい?」。炭水化物星人の僕は迷わずコナモンを希望。


というわけでお好み焼きをごちそうになりながら、どうすれば若い芽を摘めるのか聞きだそうとしたのですが……


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あちらこちらから電話がかかってきてそれどころではなく。相変わらずモテモテな花畑先生でした。



僕の写真展は明日10~16時です。会場では身延山五重塔復元のドキュメントDVDを上映するほか、11時と14時からは金剛組宮大工の皆さんによる実演があります。もちろん入場無料です。
明日明後日の「工芸展」と合わせてよろしくお願いいたします。


■場所をおさらい
高松建設株式会社大阪本店
大阪市淀川区新北野1-2-3(最寄りは阪急十三駅)