2010年2月14日日曜日

新年快楽!人民大花火大会!!

中国の年越し恒例、13億5000万人による人民大花火大会を撮って、午前3時にホテルへ戻ってまいりました。ただいまデータバックアップ中です。


昨日(13日)は朝から中国の大晦日を撮影。いろいろ収穫がありました。そして日が暮れてから急いでタクシーでホテルに戻り、機材を入れ替えてから徒歩でなんとなく一昨日のブログに載せた前海・后海へ。北京一の盛り場で、しかも周囲には古い街並みが残っているので、一番撮れるだろうという判断です。


いやー、すごかったです人民大花火大会。日本の花火に比べるとしょぼい……と聞いたのですが、全然そんなことはありませんでした。360度どこを見ても花火・花火・花火! そこいら中であげているので、真上を見ても花火です。


打ち上げ花火だからどこか広いところで上げるんだろうと思ったら大間違いでした。人が避けられるだけの距離があれば、どこからでも、そして誰でも打ち上げます。すごいところでは、メインストリートのセンターラインから打ち上げていました。打ち上げ花火のすぐ横をバスや車がすり抜けていく光景には、ちょっと仰天……。
ちなみに写真を撮っていたら中国人から「おまえもやれ」といわれ、僕もデカいのを一発上げてきました(笑)。日本ではなかなかできない体験です。


爆竹もすごかった。日本の爆竹を想像していたら大きな間違いでした。あれは凶器です。カスが弾丸のようにバチバチ当たります。僕はメガネをしていてよかったんですが、メガネをしていない人は大丈夫なんでしょうか……。
おかげでレンズの表面はすぐ真っ白になるわ、ゴミ写りまくるわで大変でした。


当初24mm・35mm・50mmの明るい単焦点レンズで撮るつもりだったんですが、三脚もあることだし……ということで念のため17-40mmのズームも持参。が、そんな状況なうえ、花火も爆竹も突然始まって展開が予想もつかないので、結局ほとんど三脚+17-40mmで撮りました。もし単焦点だけだったら四苦八苦したでしょう。
もっとも花火なんて撮るのは10年以上振りだし、爆竹に至っては撮ったこともないので、最初は露出に苦労しましたが……(汗)。


実は今回の花火大会で撮りたかったのはデカい打ち上げ花火でも炸裂する爆竹でもない“あるもの”なんですが、それも無事に撮影できました。というか早々に撮れてしまったので、あとは打ち上げ花火や爆竹を楽しみながら撮ってきた次第。
なお“あるもの”の写真はいずれどこかで発表する予定です。



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■EOS 5D MarkII+EF17-40mmF4L


これはまだ小さい方。もっと大きいのも上げていましたが、近すぎてフレームに収まりませんでした……。


しかし朝から4万歩近く歩いたのですが、花火と爆竹のせいかテンションが高いままです。ちなみに心配していた爆音は、慣れました(笑)。


そんなわけで日本はチョコレイト・ディスコですが、中国はファイヤーワークス・ディスコな1日でした。まあ元旦はまだあと20時間あるわけで、夜が明けるとまた廟会というイベントが始まるのですが……。
でも廟会はしばらく続くので、今日はゆっくり寝ます。ドアノブに珍しく「起こすな札」をかけました。