実は5日に写真展で大阪に行ったとき、会場近くで鯛焼きを買って食ったら、歯の詰めものがとれてしまいました。仮詰めのまま1年近く放置していたので、とれるのも時間の問題だったのですが。
1年近く放置していたのは、歯医者さんがなかなか予約がとれないから。自宅兼の小さな医院なのに先生が日替わりなんです。僕の担当医は月曜と土曜。もっともそのことに気付くのは次の予約で「来週も再来週もその次の週もいっぱいです」といわれ、僕が受付で少しキレたときなんですが……。
4週間後なんていわれても、こんな仕事をしていると「今のところ空いています」としか答えようがありません。かといって歯医者のために仕事を断るのもねぇ……。
しかもせっかく行っても「間が空いたのでゴミが詰まっちゃいましたね。消毒しましょう」といって、次に進まない。間が空いたのはそっちのせいなのに。
というわけであと少しのところで放置していたんですが、いよいよ詰めものがとれて、ポッカリ空いた穴が痛い……。こりゃ大変だと北京へ旅立つ8日の朝に駆け込んだのでした。もちろん別の医院に。
でもこの医院が大正解。仮詰めの中ではかなりひどい虫歯が進行していたのですが、今日から北京へ行くと聞いた先生は「じゃあ一気に片付けちゃいましょう」とギュインギュイン削って、型をとって仮詰めをしてくれました。
で今朝、義歯を入れてもらい治療完了。なんて仕事が早い先生なんだ。まあ実際に手の動きも異様に速いというか、治療そのものがかなりワイルドなんですが……(笑)。どちらがいいかは人それぞれでしょうけどね。
午後はキヤノンのサービスセンターへ行って、北京でさんざん火薬の粉にさらされた5D MarkIIのセンサー清掃をしたかったのですが。
カーリング女子・日本代表があまりにいい試合をするもんだから、うちから出られない事態に(笑)。残念な結果を見届けてからうちを出たら、清掃が終わった頃にはどっぷり日が暮れていました。
その後、三愛のRING CUBEへ所用でやってきたコザワ巨匠と、その下にあるちょっと高級なドトールへ。カウンターの向こうを見ていると、当然ながらカップを熱湯で温めていました。
僕もうちでコーヒーを飲むときはカップを電子レンジか熱湯で温めますが、北京のカフェはいい値段(だいたいコーヒー1杯が25元=300円ちょっと。ローカル食堂なら朝昼晩食べられる金額)をとるくせに、熱いコーヒーを冷たいカップに注ぎます。
もう少し中国語がうまくなったら、気に入ったカフェの服務員に「カップを温めると、きっとお客さんが増えるよ」とそっと教えてあげようかと思う今日この頃です。
こないだの北京で新たに発掘したカフェ。なかなか悪くないんですが、もちろんカップは冷たかったです。