今朝は10時過ぎにホテルをチェックアウト。さてどうやって空港まで移動するか。行きに磁浮こと上海トランスラピッド(リニアモーターカー)の往復乗車券を買ったので、磁浮に乗ることは確定なのですが、その磁浮の駅がまたとんでもない町はずれにあるんです。ホテルの最寄り駅から地下鉄一本で行けるんですが、市街の西端から東端へ移動するかたちになり、土曜とはいえ混雑に巻き込まれる可能性大。しかもホテルから最寄り駅まで徒歩10分くらいで、荷物多いし、足痛いし、雨降ってるしで、結局ホテルに横付けしていたタクシーに乗ることに。
かなりトッぽい運転手のオッチャンに「我要去磁浮站(リニアの駅まで行ってくれ)」と告げると……
運「浦東空港へ行くんだろ? それなら直接空港まで行ってやるよ」
僕「いやいや、磁浮の駅でいいよ。もう切符買ってあるから」
そういって磁浮のIC乗車券を見せると……
運「ああ、磁浮なら今朝壊れたよ」
オイオイ、国家の威信をかけた乗り物を勝手に壊すな(笑)。
もちろんそんな戯言を真に受けちゃいかんのですが、でもこの国ではあながちありえなくはない話。だとしてもこのタクシーじゃどこを遠回りされるかわからん……そう思って降りようとすると「待って待って、とりあえず駅まで行こうよ」。だからおとなしく行けっつーの。
結局磁浮の駅までは遠回りもせず、ごくごく平穏に到着。駅を出入りする人たちをみて運チャン「よかったね、磁浮は直ったみたいだ」。
ああそうかい。ま、勝手に壊したんだから、勝手に直してもらわないとな(笑)。
そんな磁浮は行きとまったく同じで、ひとつ前の便まで430km/h走行。で僕の乗った便から300km/h制限……。行きも帰りも低速(といっても300km/hですが)なんて、微妙に損をした気分になってしまうのですけどね。
磁浮■GR DIGITAL II
浦東空港から成田空港までは、なんだかあっという間。よく考えたら東京~上海の直線距離は、東京~石垣島より近いんですよね。でも言葉も生活習慣もまったく違う……世界とは狭くて広いものです。
しかし何が違うって、空気! 上海は町中が大きな工事現場で、とにかく粉塵がすごかった……。さっきカメラとレンズを掃除したら、恐ろしいほどのホコリと汚れ。カメラは週明けにサービスセンター行き決定です。
飛行機から見る夕焼け■GR DIGITAL II
着陸態勢に入ってカメラが使えなくなってからが、とてもきれいだったんですが……。
もっとも僕のCyber-shotケータイ(ドコモのSO905iCS)は、通信のみオフにする機能がないので、そもそも飛行機の中ではまったく使えません。音楽プレーヤー型のケータイにはたいてい内蔵されている機能ですから(僕の中国仕様WALKMANケータイにもあります)、難しい話じゃなかったと思うんですけどね。