昨日の午後1時。山梨で仕事を終えてラーメンを食べていると、仕事の依頼の電話が。来週は中国なので無理ですよ、とお返事しようとしたら「えーと、今日の4時半なんですけど……」。場所は都内の某出版社。
ふつうなら都心まで3時間あれば着くので、とりあえず向かいますワということで帰京。途中で雪が降っていたり、首都高に事故渋滞の表示が出ていたりでヒヤヒヤでしたが、無事間に合って取材をこなしました。もし新宿~池袋を結ぶ中央環状線がなかったらアウトでした。
ちなみに途中で愛車……というよりも営業車(?)の総走行距離が55555kmに。
Go!Go!Go!Go!Go! ってどこにGoなんでしょうか。
仕事にGoですか、そうですか。
取材が終わった後は東京国立近代美術館へ。金曜は夜8時まで開館しているので、もともと帰京したら直行しようと思っていたのでした。
鑑賞したのは3月8日までやっている「高梨豊 光のフィールドノート」。ずっと見たくて仕方なかったんですが全然行けず、そうこうしているうちに会期末が迫って焦っていたのですが、どうにか見ることができました。
高梨さんは高校生の頃から大ファンで、僕がもっとも影響を受けた写真家です。6年前、僕の個展にふらっと高梨さんが来場されたのですが、そのとき僕の師匠と日大芸術学部の同級生だったとお聞きしてびっくりしました。「彼は優等生で、僕は劣等生だったけどね」と高梨さんは笑っておられましたが、そんな話を聞いている僕は人生で最高に緊張していたのはいうまでもなく……(笑)。
師匠は当時ガンで闘病中で、数ヶ月後に亡くなってしまうんですが、高梨さんはいまだ精力的に撮影をされています。「光のフィールドノート」ではその50年近いキャリアで残してきた代表作がずらーっと勢揃いしており、とても見応えのある写真展でした。もうすぐ終わっちゃうので、まだの方は急いでください。はい急いで!早く!
今日は天気がよかったので、朝起きてまず洗濯。昼からは近所で撮影。3月20日発売のデジキャパ!4月号で、COOLPIX S620とIXY DIGITAL 510ISという発売されたばかりのデジカメ2機種を紹介するってんで、その実写を頼まれておるのです。コンパクトデジカメで仕事だなんて楽ですねといわれそうですが、その機種の特徴を表現するのが仕事なわけでして、これはこれで難しいのですよ。
大きな木のある家■IXY DIGITAL 510IS
その後は秋葉原でCFカードを購入。エクストリームIVの16GB……ついに容量が2ケタに突入です。
2年前はたしか手持ちのカードを全部合わせても5GBくらいだったと思いますが、いま数えたらCFだけで70GBちょっと、SDも27GB分ありました。合わせると約100GB……2年間で20倍。仕事(というかぶっちゃけ収入)も20倍になっていればいいのだが。ありえないか。