ああ、もう明後日は来年なんですね……。
年賀状はなんとか明日の大晦日にポストへ投函できそうです。
そして夕方には身延山へ出発。除夜の鐘から初日の出にかけて、2009年の撮り納め&2010年の撮り始めです。紅白もガキの使いスペシャルも見たいのですが……(笑)。まあ昨年・今年と当たりを引いた身延山の福引と、帰りに寄る温泉を楽しみにしたいと思います。
ああ、もう明後日は来年なんですね……。
年賀状はなんとか明日の大晦日にポストへ投函できそうです。
そして夕方には身延山へ出発。除夜の鐘から初日の出にかけて、2009年の撮り納め&2010年の撮り始めです。紅白もガキの使いスペシャルも見たいのですが……(笑)。まあ昨年・今年と当たりを引いた身延山の福引と、帰りに寄る温泉を楽しみにしたいと思います。
昨日から年賀状の宛名リスト作成をやっておるのですが、一向に進まず……。今年はかつてないほど名刺交換をしたため、その整理と入力だけで膨大な作業量です。日々やっていけばこんなことはないんですけどね。
そんな年の瀬、またまたおかじーブログにインスパイアされて「2009年の10大ニュース」を考えてみましたが……。
第1位・
写真展「甦る五重塔 身延山久遠寺」
第2位・
初めての空撮
第3位・
高校生ン百人に講演
第4位・愛車とサヨナラ
第5位・インドネシアは暑かった
第6位・シンガポールも暑かった
第7位・そういえば沖縄も暑かった
第8位・なんだろう……
第9位・……
第10位・……
写真展以外は呆れるくらい出来事がない一年でした。でもいただいた名刺の束を見ると、これだけの方と出会えたのが大きな収穫なのかなと。
東京から出ることも驚くほど少なかったですね。以前は地方の仕事が多かったのですが、不景気でなくなったり、あるいは現地の人を使うようになったり……。仕事では北海道と沖縄が2度ずつに、名古屋に行ったくらい。あとは自分の写真展で仙台と、コザワ巨匠の写真展で大阪。
昨年は計47日間滞在した中国も、パスポートを見たら今年は計27日間。身延山も五重塔が完成して、めっきり行く回数が減りました。
来年はどうなるかわからないけど、国内外問わずいろいろなところに行きたいなぁ……と思いつつ、東京も久しぶりに本腰を入れて撮っていけたらなと。まあその前に目の前の作業を終わらせないと年が越せないわけですが(汗)。
このところ腰痛がひどいのですが、休んでもいられず今日も表参道で撮影……。
肩からカメラバッグを掛けて歩くと、まるで罰ゲームのような感覚。小学校の下校時、ジャンケンに負けるとみんなのランドセルを背負わされたのを思い出しました。
今日は渋谷・六本木と外回りの後、キヤノンギャラリー銀座へ。年末恒例のキヤノンサロン大忘年会でした。
夜7時に着いたらすでに宴たけなわ。名物の「ちょっと早い年越しそば」がすでになくなっていたのはショックでしたが、もうひとつの名物・コロッケは……何個食べたんだろう(笑)。
神話の時代(?)から参加していると思われる山本おじさんは「年々減ってるねぇ」と申しておりましたが、それでも何百人かな……まあとにかく大勢の写真家さんと、キヤノンのカメラ部門担当者さんが集まっていました。
そしてはじめましての方、久しぶりの方、いつも会っている方……とまあ次々とご挨拶。いろいろな話ができ、実のある忘年会になりました。顔は見えていたのに挨拶できなかった方ゴメンナサイ。
今まで知っていながら話す機会がなかった方々とお話しできたのも収穫。もっともそれはアフリカに行っている誰かさんや、ベルリンに行っているはずの誰かさん、新疆ウイグル自治区に行っているらしい誰かさん、よくわからないけどたぶん忙しいであろう誰かさんや誰かさんや誰かさんや誰かさんなど見慣れた顔があまりいなかったためでもあるんですが……。おかげで「知り合いがぜーんぜんいないよぉ」と吉住志穂に絡まれました。知るか(笑)。
ちなみに入口脇のショーウィンドーには、今年キヤノンギャラリー銀座で行われた写真展のDM48枚がずらーっと飾られていました。
僕のDMもありました。そりゃあるわな。(Photo by もぎめ親分)
僕もたぶん半分くらいは実際に展示を拝見しているのですが、今年は実にバラエティ豊かな顔ぶれ(写真ぶれ?)でした。あるキヤノンの方も「今年はいい展示が揃いました」とおっしゃっていましたが、その1/48を担うことができてよかったかなと。
キヤノンギャラリーは1度写真展をやると2年間できないという規定なので、僕が次に開けるのは2011年7月以降。それまでにちゃんとネタを仕込んでおかないとね。キヤノンの方々からも「次も楽しみにしてますよ」とハッパをかけられました……。
思えば身延山の撮影がぴったり2年間。それを考えると「2年間でこれくらいはできるかな……」とぼんやりイメージもできるのですが、でも過ぎてしまうと短い。っていうかすでに半年過ぎてるし(笑)。
年明け早々から動かないとな。まあ年内もまだ仕事が残っているんですが。
我らがおかじーこと岡嶋和幸氏がサンタさんにお願いするものリストというのをブログに書いていたので、パクって……いやインスパイアして、仏教徒ですが僕も欲しいものを挙げてみます。
★キヤノンEF50mmF1.2L
★オリンパス・ペンE-P2、もちろんビューファインダーもね
★プジョー308GTiの青いやつ
★VAIO typeT SSDモデルの青いやつ
★青いやつといえば宮崎あおい、は人妻だから蒼井優……はさておきGR DIGITAL III×STUSSY。まだ売ってないけど
★青つながりでブルーレイレコーダー
★青い空が見えれば眺望は問わないので、都心に30分くらいで行ける3LDKくらいのマンション
★そのくらいあれば置けるであろうキヤノンimagePROGRAF iPF6200
★そんなプリンターを生かせるだけの写真の腕
でも一番欲しいのは……
★年賀状の宛名作成をこなしてくれる有能なアシスタント
ドテッ。
いや結構深刻なんです……。女性なら大歓迎ですが、手伝ってくれるなら野郎でも猫でも猿でも何でもいいので平にお願いしますという感じの今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
Merry Christmas!
今日はあるものを撮らねばならず、祝日の銀座へ。
って撮らねばならないのはこんなんじゃないわけですが。
明日からアフリカの未開の地(?)に旅立つコザワ巨匠がちょうど銀座のRING CUBEに行くというので、ひとしきり撮影してから合流。
RING CUBEでは今日から写真展「Secret」が始まりました。写真家39名が1人1点ずつ、匿名(だからSecret)で作品を出展。パネルはチャリティーのため販売され、一律1000人民元……違う違う1万5000円で買えますよという企画です。
そこに巨匠も出展中。というわけで彼と見てきたのですが……。
巨匠の写真は一発で判明。アンタわかりやす過ぎだよ(笑)。
他にも2人で「これは○○さんだよ絶対」「△△さんのはこれじゃねえ?」とあーだこーだ。一緒にいたRING CUBEのスタッフの方はただただ苦笑い……。正解は28日の閉館後にウェブで発表されるそうです。
その後、巨匠はちょっと遠くへ撮影に行くというので、ここでお別れ。っていうかアフリカに行く前日によく遠方の仕事なんか入れるよな(笑)。
ちょうど彼が“悪魔レンズ”(懐かしい……)を持っていたので、ちょっと拝借。左手の「ゴミゼロポーズ」はたしかOリンパスさんの専売特許だったはずですが、右手に持っているリコーGXRもよく考えたら構造上ゴミゼロなわけで。
まあ天敵・OリンパスT中さんへの挑戦状ということでしょうか。
とりあえずアフリカはGXRを持っていくらしいです。ゴミの心配はないわけですが、それよりも彼の身の安全の方が心配です。ともあれ気をつけて。
その後、銀座でのロケが終わった土屋親分と夕食。
これが2010年流行間違いなしの土屋式撮影法「もぎめ」というやつらしいです。
とそんなこんなでうだうだしていたら、遠方から巨匠が戻ってきて再び合流。いったい何度「気をつけて」を言えばいいのやら……。この調子だと明日成田空港で見送っていても不思議ではないです。見送りませんが。
まあ無事はもちろんですが、いい作品を撮ってきてほしいものです。
もちろん「もぎめ」で。
今日は丸の内で撮影があったのですが、天気がいいので少し早めに出発。皇居でも散歩しようかと思っていたのですが。
地下鉄の二重橋前駅を降りて地上に出ると、目の前の行幸通りが何やら物々しい警備。行幸通りとは皇居と東京駅を一直線で結ぶ道で、通れるのは“やんごとなき方々”のみです。
はて、陛下でもお通りになられるのかしらんと思って待っていると……
馬車! 駐日大使の信任状捧呈式でした。結構やっているそうなのですが、初めて遭遇。
おおシャッターチャンス……なのに手持ちの機材が5D MarkIIに24mm・35mm・50mmの3本。こんなときズームがあればよかったんですが、ないレンズでは撮れんので、真ん中の35mmを着けて馬車を追っかけてみた。馬車って意外に速いんですね、いい運動になったぜよ。
宮内庁のホームページを見たら、国の名前は伏せられていましたが、今日は2回(つまり2カ国)行われたそうです。僕が見たのはたぶんアフリカのどこかの国の大使。皇居からの帰り道だったようで、一行は明治生命館で降りられたのですが、皆さん派手な民族衣装を着ていました。
そういえば近々アフリカに行く友人がいるのですが、ぜひあんな格好で成田空港に帰還してほしいものです。
その後、丸の内のとあるビルで撮影。夕焼けがとてもきれいでした……。
終わってビルから出ると、通りがイルミネーションでキラキラ輝いておるでないの。ま、シカノには便所の100ワット並みに無駄な輝きですが。
通りで案内をしていたおにいさんによると、今日から点灯し始めたそうな。そのおにいさんが配っていたパンフレットには「カップルルート」「女同士ルート」「仲間同士ルート」の3種類の道順が提示されていました。えーと「おひとりさまルート」はないのかな……ぼそっ。
ま、ひとりだったら勝手にしやがれってことですかね。
行き交う人たちは老若男女問わずケータイのカメラで撮影していました。でもあの画像って、皆さんどうしているんだろう?
昨日はキヤノンギャラリー銀座で行われている伏見行介さんの写真展「Episode 鈴木礼央奈 禿恵の場合」へ。19時の閉館後にはCAPAの石田編集長と、モデルとなった鈴木礼央奈さん&禿恵さんを交えてのトークショーがありました。
満員御礼。っていうか事前申込のうえ抽選だったんですね。だから座っているのは当選された方々です。
伏見さんに指名され、客席から急きょ参戦!?の土屋親分。後ろでカメラを構えているのは……
こっそりゴミゼロポーズのオリンパス田中さん。というわけで詳しくは田中さんのトンボ日記12/13の巻、をどうぞ。
とそんな田中さんを下からナメるように撮りまくるコザワ巨匠。というわけでいつになったらサンダルじゃなくて靴が買えるようになるのか心配な彼のブログもどうぞ。
とそんな「Episode 鈴木礼央奈 禿恵の場合」は25日(金)まで。つまりキヤノンギャラリー銀座の大トリです。大トリにふさわしい、華と見応えのある写真展です。
そして来年は1/5~13、朋友・秋元亮太氏の「Lightscape 光彩の季(とき)」 から始まります。こちらは……準備大丈夫? と釧路に向かって心配してみたり。
昨日の銀座にて。誰かさんも横(?)から撮っていました。同じ瞬間でもだいぶ印象が違いますね。
新宿へ買い物に行ったついでに……
一昨日買った35mmでちょっくらスナップ。やっぱりズームレンズとはひと味もふた味も違う描写です。まさにLOVE。大塚愛のいう通りだ。ってこの大きさじゃわからんか。
なのでこの大きさでもわかる写真を撮ってみた。
というわけでモデルが大塚愛だったらよかったんですが、残念ながらコザワ巨匠です。夜に彼と合流して、ペンタックス・epsite・ニコン・コニカミノルタとギャラリー4軒ハシゴ→ディナーに沖縄そば→カフェで中2トーク。
ハナキンナイトはナウいギャルがフィーバーだというのに、我々はこんなんでいいのだろうか……。
ところで日経トレンディネットの「カメラマンが選ぶ!2009年デジカメ・ベスト5」という企画で原稿を書かせていただいたのですが、今日記事がアップされました。僕の選んだベスト5はここでご覧ください。
まあ他にも入れてあげたい機種があって、5機種に絞るのに難航しました……。
来年もあっと驚くような機種とか、使っていて楽しくなるような機種を各メーカーさんには期待したいところです。
昨日買ったEF35mmF1.4L、今日さっそく仕事でちょこっと使ってみました。
やっぱり色のノリがいいです。線も細いです。思った以上にボケます。でもボケ過ぎてじゃじゃ馬な感じ……。もちろん絞って使えば「よく写るレンズ」なんですが。
帰宅すると明日発売の「デジキャパ!」1月号が編集部から届いていました。もう1月号が届く時期なんだな……。
この1月号には付録で「COLORS of Art filter」というカレンダーが付いています。文字通りオリンパスのアートフィルターを駆使した写真で構成されています。これが前に書いた「ステキな付録」なのですが、実際ステキな仕上がりでした。満足満足。
僕は2月・ラフモノクローム、4月・ジオラマ、6月・トイフォトを担当しているのですが、ホームページの「チラ見」コーナーに4月・ジオラマの分だけが載っています。でもこのサイズだとジオラマ感が伝わらないですね……。ぜひ明日、書店で現物をお確かめください(そして買ってください)。
■OLYMPUS PEN E-P2+14-42mm/ジオラマ
都電→真岡鉄道→山手線→東京メトロとナンチャッテ1日1鉄が続いているので、今日は京王井の頭線(?)。たぶんこれで打ち止めだと思いますが。
※追記
早速するどい読者様からツッコミ……いやご指摘がありました。井の頭線じゃなくて東急の車両だそうです。とくに根拠もなく、井の頭線だと思い込んでいました……。ちなみに“お古”が今も熊本電鉄で2両だけ走っているそうです。
店内に入ると、ちょっと前にコザワ巨匠と行ったとき目を着けていたキヤノンのEF35mmF1.4Lがまだ残っていました。中古として陳列されているものの、明らかに使った形跡なし。しかも安い。
来年から撮り始めようと思っているものがあって、それにこのレンズを使いたいのですが、買うのはまだ先でいいかな……と思ってスルー。
一方種さんはいつの時代のだよというコダック・レチナを2台も購入。クラシックカメラ収集家で、もうすぐカメラが100台を超えるという種さんですが、とりわけレチナはコンプリートを目指しているのだとか。2台のうちの古い方は戦前生まれだそうで、一体全体どうやって使うんだ?というシロモノでした。
その後某所で一緒に打合せをしていた山本おじさんとコザワ巨匠が合流して、4人でマックへ。
混んでいたので、こんな席取りになってしまった。
ちなみに右でオチャラケてるおじさん、長いことマクドナルドのメニュー写真を撮っていた猛者です。
僕と種さんがまた復活したチキンタツタを食べていたら、そんなおじさんが「マックの仕事で最初に撮ったのがそれだったんだよな……」。
ちなみにハンバーガーの撮影のときは、ベストな1個を選ぶために300個も作ってもらっていたそうです。300個のハンバーガー……うらやましい。ふつうの人は見るだけでうんざりだと思いますが。
買ったばかりのレチナ(これでも新しい方)をのぞく種さん……の画像を、巨匠のリコーGXRより失敬。
すると巨匠が「35mmまだあった?」と聞くので「あったよ」。さらに「あれもまだあった?」と聞くので「あれもあったよ」。あれというのは巨匠が狙っているものでして、何なのか気になって昼も眠れないという方はコザブロのここをどうぞ。
というわけで巨匠が「じゃあ一緒に買っちゃおう!」というので、4人で再びレモン社へ。
結局2人仲良く購入。いま山本おじさんのブログを見たら「シカノ&コザワの自殺行為」と書かれていました(笑)。えー、まあ死にはしませんので、若気の至りくらいにお考えいただければと思います……。
昨日の予告通り、東京メトロを撮ってみた。宮崎あおいちゃんがモデルになっている東京メトロの広告をイメージしたのだが、残念ながらモデルが種さんなので「駅で水を飲む家出少年」に。
あ、ちなみにこれは35mmで撮ったわけじゃないです。ファーストショットがこれじゃレンズがかわいそうだ(笑)。
東京ミッドタウンの★★階でナイショの打合せ……いや、誰かさんは夜景を撮るのに一生懸命でしたが。
忙しい山本おじさん&巨匠とお別れし、僕と種さんはミッドタウンの中のバーで延々飲んだくれていました。会話の内容は普天間基地移設問題……なわけがなく、ほとんど中2レベルですが。
ゴキゲンな感じで帰宅して35mmを箱から出し、5D MarkIIに着けてみると……
鉛の玉をくっつけたみたい。でも35mmでこの大きさだと、いいもんが撮れそうな気がします。気がするだけですが。
なにせ今まで実物を触ったことすらなかったもんで……。
今朝、キヤノンのエラい方から2010年のカレンダーが届きました。
タイトルは「Lightscape 光彩の季」、作者は我が朋友・秋元亮太氏です。
同名の写真展が来年1/5~1/13にキヤノンギャラリー銀座(その後全国を巡回)で行われます。が、もうひとつ品川・キヤノンSタワーでも写真展「ピリカ モシリ」が1/5~2/5に行われます。前に僕が「カムイナントカ」と書いたものですが、タイトル全然違いましたね(笑)。
どちらも同時期に撮影をしていたわけですが、「Lightscape 光彩の季」の方はカレンダーをもとにした、力の入った企画展。一方「ピリカ モシリ」の方は作者が見せたいものを自由に構成した写真展……というようなことを本人も申しておりましたので、ぜひ両方セットでご覧になるとおもしろいかと思います。
もうひとつ宣伝しよう。
今月4日に河出書房新社から発売されたばかりの『平凡パンチの時代 1964年~1988年 希望と苦闘と挫折の物語』です。
この本の第1章が「報道班撮影担当、長濱治」、つまり我が大先輩のインタビュー。
長濱さんは創刊から休刊まで25年間、常に平凡パンチに携わり、まさに平凡パンチとともに生きてきた写真家なのです(もちろん平凡パンチがなくなって20年以上経った今も写真家なのですが)。
他にも“すごいクリエーター列伝”が続くのですが、僕も面識のある方では長濱さんの師匠である立木義浩さんのインタビューもあります。
一昨日、一緒に撮影に行った後、長濱さんの事務所で画像を整理していると「写真家が一番幸せだった頃の話だよ。おまえさんも読んでおくといいよ」と、手元に一冊しかない献本をホイとくださいました。
で只今読破中。単行本で500ページ近い長編なので、いつになったら読み終えるやら……。
長濱さんからはよく昔のエピソードや武勇伝をお聞きするのですが、たしかにその頃に生まれたかったな……と思うこともあります。でも反対に昔ならできなかったけど、今ならできるということもいっぱいあります。そういうことにもう少し気付いていかねば……と思う今日この頃。
午後は谷中で打合せ。帰り道に見た夕焼けがきれいでした。
都電、SLと鉄道ネタが続いていますが、今日は山手線。まるで中井さんの1日1鉄状態だ……。じゃあ明日は東京メトロかな。
昨日の日曜日は茨城と栃木に行ってきました。
前夜は遅くまでEOS学園・小澤太一ゼミの皆さんと飲んでいたのですが、その最中に長濱治大先輩より「明日のロケで手が足りん! 後輩よ頼む!」とSOSが……。
大先輩の頼みとあらば馳せ参じるのが後輩の務め。かくして朝5時、大先輩に迎えに来ていただき(こういうとき車を持っていないと逆に楽かも……笑)、二日酔いと睡眠不足が入り交じるなか茨城と栃木に行ってきた次第。でもいろいろと実り多き1日となりました。
あれやこれやと撮影した後、最後のロケは真岡鉄道。ちょうどSLが出発するところで、「おまえPEN持ってきてるんだろ? ちょっとオレとSL対決しようや」という大先輩のひと言で、急きょテツることに……。
ニコンD3+24-70mmで気合い十分の大先輩を、アートフィルターのラフモノクローム……もとい“長濱モード”で撮影。
そしてSL……。
2枚目は見送る子どもの手と車掌さんの手を重ねてみたのですが、もうちょっと右から撮ればよかった……なんて思っていたら、大先輩はもっといい瞬間を押さえていました。やっぱり大先輩にはかないませぬ……。
そして栃木からの帰り道、大先輩と「夕食は何にすべきか」で盛り上がっていると……。
大「そうだ、土手の伊勢屋って知ってるか?」
僕「もちろん知ってますよ。入ったことはないですけど、前はしょっちゅう通ってます。ゴマ油の香りが罪なくらい漂うんです……」
土手の伊勢屋とは、うちのわりと近くにある天丼の超老舗。一度行ってみたいのですが、いつもすごい行列なのです……。
大先輩が「オレも一度行ってみたかったんだ」ということで、夕食は土手の伊勢屋に決定。夕食といっても店に着いたのは午後5時で、並ばずに入ることができました。
こんな佇まいで、中に入ると一気に明治へタイムスリップ。そして丼にどうだ参ったかというほど山盛りのかき揚げに、揚げ物には目がない大先輩と僕は★★★でした。
今日(というか昨日)は朝から、うちの近所を撮りに来るという方々がいるので、案内をしてきしました。
三ノ輪橋に10時集合なのに、うちを出たのが10時5分(笑)。あわてて走っていくと、待っていたのは……。
……と、その生徒さんたち。EOS学園・小澤太一ゼミの最終撮影実習が都電荒川線で行われるということで、講師直々に「案内をしていただけますでしょうか?」と丁重にお願いされたのです。間違っても「来てもらっていいっすか」というようなゾンザイな口調ではありません。ええありません。
実際の実習は13時30分からなのですが、その前に有志の生徒さん十数名が「朝練」ということで、あらかじめロケハンを兼ねて撮影するとのこと。そこならば部外者の僕も遠慮なくご一緒できるので、じゃあということで町案内がてら、一緒に撮影してきました。
今年7月の僕の写真展には小澤ゼミの生徒さんも大勢いらしてくださったので、まあその御礼も兼ねてということで。
ちなみに今日の実習は「レンズ1本で勝負!」ということだったので、僕もEOS 5D MarkIIにEF50mmF1.4だけを持参。皆さんと合流するとズームをお持ちの方が多かったので「しまった! ズーム持ってくりゃよかった!」と一瞬思ったのですが……。
でも標準レンズ1本でスナップするのは、今日の空のようにスカッと気持ちよかったです。構図を考えたり、距離を足で稼いだり、単焦点レンズはちょっと不自由だけど、それ以上におもしろいです。ズームをお使いの皆さんも、ぜひ何か単焦点レンズを買ってみてください。
モデルになってくれた三ノ輪橋駅前の焼き鳥屋さん。焼き鳥おいしかったです。今度は佃煮買いに行きます……。
三ノ輪橋駅から、皆さん都電一日乗車券(400円)を買って移動。ちょっと遠足気分。
以前僕のブログのタイトル画像に使っていたワンちゃん。まだ元気でした。
しかし生徒の皆さんを見ていると、それぞれ「なるほど」というところを狙っていて、僕も負けておれんなぁ……と刺激に。休日に学校に通って勉強しようという方々は、やはり気合いが違います。そう写真は気合いです。あと数を撮ることです。
13時30分に再び三ノ輪橋に戻り、他の生徒さんも合流。そこで僕は一旦お別れ。そして夜に大塚で再び合流し、小澤ゼミ・プレ卒業パーティー(?)に参加してきました。
僕を“名古屋撮り”で撮りまくる生徒さんたち。EOS学園では“名古屋撮り”が熱いらしい……。
“名古屋撮り”はこんなふうに写ります。なぜこれが名古屋なのかは僕もわかりません。興味のある方はEOS学園に入学してみましょう。
そのままワンフロア上の居酒屋に移動し、二次会。「僕もどれどれに載せてよ!」「私もどれどれに載せてください!」と皆さんおっしゃるのですが、僕のカメラには皆さんが撮影したおびただしい枚数のスナップが……全部載せきれんとです。
っていうかどれどれじゃなくてとれどれです。
そんな具合で小澤ゼミの生徒さんは陽気でいい人たちばかり。そしてみんな写真が大好き。きっと指導してきた講師がすばらしいのでしょう!
でもその講師は……
まあ僕もあまり人のことはいえんのですが(笑)。
ともあれ刺激を受けたり、写真談義に華が咲いたり、バカ話で笑ったり……とても楽しい1日でした。小澤ゼミの皆さん大変おじゃまいたしました。講師の言うことを話半分……いやちゃんと聞いて、ぜひこれからもいい写真を撮ってください。