2010年1月30日土曜日

値段の差とは

お昼はロケの途中、表参道ヒルズで1800円のランチを食べました。味はまったく文句なしでしたが、量にちょっと文句あり……でした。でもお会計は同行していた編集者さんがしてくれたので、あまり文句はいえないですね。


その後もちょっと撮影→移動→打合せを終えると、すっかりお腹が空いてしまいました。


なので次の打合せ先へ向かう途中、学生街の天ぷら屋さんで定食を食べました。エビ・イカ・キス・春菊・カボチャの天ぷらに、山盛りのメシと味噌汁で600円。味も量も文句なし。もちろん自分の財布から600円……いやイモ追加で700円払いましたので、たぶん文句をいう権利はあるのですが、何も文句はないです。あるわけがない。


表参道ヒルズと学生街、実に価格差3倍。ただ品数やサービスを考えたら、その差も妥当(むしろ表参道ヒルズの1800円が割安)かなと。


その点中国はもっと格差が激しいです。というかデタラメ。ひとつの店に写真なしのメニューと写真ありのメニューがあり、ほぼ同じ料理なのに値段が違っていたり……。
外国人(もちろん僕もそうです)が来ると、ラミネート加工された写真ありのメニューを持ってきます。もちろんそちらの方が高価(ではない場合もあるのですが)。「写真なしはねえのか」というと、しぶしぶ文字だけの薄汚いメニューを持ってきます。
もっとも富裕層などは連れに見栄を張りたいので、写真なしのメニューを持ってこられても「写真ありはねえのか」となるようです。


そういえば中国で「メニュー」は菜単(ツァイダン)といいます。店員に「メニュー」と言うと、「美女(メイニュウ)」と勘違いされることがあります。意味は読んで字の如く。飲食店の店員はほとんどが若い女の子なので、まあ勘違いされてもよいのですが、ときにはマツコ・デラックスがいることもあるので注意しましょう。


ちなみに飲食店で店員を呼ぶときは「フーユェン!(服務員)」と叫びましょう。店内がうるさいか、さもなくば面倒臭いかで、叫ばないと無視されます。
灰皿は「ヤンフイガン(烟灰缸)」、お勘定は「マイダン(買単)」。ちなみに大抵の飲食店はテーブルに服務員を呼んでお勘定を済ませます。領収書は「ピャオ(票)」ですが、それだけだと通じにくいので「カイファーピャオ(開発票=領収書ちょうだい)」というとよいでしょう。


このあたりが僕が最初に覚えた中国語です。なにせ食が生活の中心という国なのでこれは重要。そう、重要なのに最近忘れかけていたので、2/8からの渡航に備えてリハビリ復習中です。
でも禁煙中なのでヤンフイガンは頼まないようにしないと……。





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■GXR+S10 24-72mmF2.5-4.4VC