ニコンサロンbis新宿で昨日から始まった、栃木県立栃木工業高等学校写真部による写真展「わが故郷 とちぎ」に行ってきました。
栃工は昨年まで5年連続で写真甲子園に出場していて、なので僕も取材をしているのですが、部活では一貫してバイテンで蔵の町・栃木の街並みや人を撮り続けています。バイテンといっても売店じゃないですよ、8×10(エイトバイテン)、つまり8インチ×10インチのシートフィルムです。まあA4よりちょっと小さいくらいですね。
ひと昔前は「バイテンで撮る」というと「気合いを入れて作品を撮る」とか「超大物のポートレートを撮影する」みたいな、ひとつのわかりやすいフレーズだったのですが……。
ちなみに僕もちょっとだけ撮った経験があります。大学時代だから15年以上前ですけどね。今撮れといわれたら、たぶん栃工の生徒たちの5倍は時間がかかるんじゃないかな。いや5倍じゃ効かないか(笑)。
そんな超高校級の5年間にわたる作品が展示されています。
■OLYMPUS OM-D+DG SUMMILUX 25mmF1.4ASPH
栃工OBで今回の出展作にも携わっているヤナギサワ君と、作品を撮影したバイテンのカメラ。今使っているのは3台目だそうですが、すべて自作なのだそうです。それもすごいワ。
写真展は来週21日(月)までです。