今日は僕が知る限りではキヤノンで初のパンケーキレンズ、EF40mmF2.8 STMが発売されました。
僕も先日ヨドバシの通販で予約していたので、今朝届きました。打合せに出掛けるついでに、5D MarkIIIに着けていろいろ撮ってみましたが……。
途中で画像を再生して「あれっ?」。周辺光量がガクンと落ちているではないか。それを狙って絞り開放で撮っていたのですが、よく考えたら5D MarkIIIはデジタル処理で補正が入るから、撮影段階では設定で補正をオフにしない限り、周辺光量は落ちないはず。
なぜだ?
と15秒くらい考えて思い出しました。つい数日前、5D MarkIIIの新しいファームウェアが公開され、その内容に「EF40mmF2.8 STMに対応しました」という一文があったことを。対応しましたって何なんだよと思いましたが、補正がかからないってことだったのね。
ああ、ファームウェア更新しなくてよかった。そう、シカノは周辺が落ちる方が好きなのです。きれいな画像が必要なら、RAWで後から補正すればいいわけだし。
でも無補正でも周辺はともかく、中心の画質はかなりいいです。あと描写に立体感がありますね。キヤノンの単焦点といえばEF35mmF1.4LやEF50mmF1.2Lを使ってきましたが、あちらはパッ見でわかる繊細かつコッテリとした描写。でもこちらは渋くて、骨太で、通好みな感じ。かな?
■EOS 5D MarkIII+EF40mmF2.8 STM
露出補正マイナス1くらいがいい感じです。なにより5D MarkIIIに着けたときのアンバランスさが「高級ボディキャップ」って感じでイイ!(笑)