明日からはキヤノンギャラリー銀座で山本おじさんこと山本弘之さんの写真展「食彩」。お世話になった御大の写真展だというのに、僕は明日から沖縄のため来週の火曜か水曜にしか行けず……。
というわけで、食彩ならぬ贖罪の意味を込めて設営におじゃましました。
前の展示が撤収されると、次の展示準備がスタート。あっという間にこの空間が山梨のお寺になったり、モロッコの砂漠になったり、中国の線路っ端になったり、ミャンマーの学校になったり、そして野菜畑になったりするわけですから、不思議なもんです。
「これでいいかなあ」「いいんじゃないですか」と打合せをしているのは……
山本さんと、僕も随分お世話になったキヤノンマーケティングジャパンの清水課長。何を隠そう今回“モデル”になった野菜の一部は清水課長が育てたもの。カメラにレンズ、プリンター、そして野菜まで供給するなんて……まさにmake it possible with canon。
そして山本さんは会場で販売するオリジナルプリントにサインと落款。10点限定・8000円だそうです。お早めに!
受付にはこんなプレートが……。野菜だけに「裏の畑」。うまいなぁ~。僕がとてもお世話になっている(そして山本おじさんがいつも芋ジュースの飲み比べをしている)カリスマ編集者・藤田おじさんの会社にもこんなプレートがあったような……というのはたぶん気のせいでしょう。
あまり長居していると本当にじゃまになるので途中で退出。ついでに記念撮影。なんだか親子みたいですね……といったら山本おじさんが「親子ってヒドイよぉ~」。でも山本おじさん、僕のオヤジと同い年なんですよ。
そう考えると山本おじさんの元気っぷりにはびっくりです。まあうちのオヤジもおかげさまで元気に働いとりますが。
でこの写真を撮ったのは……
この親分。iPhoneをスマートに使いこなしている……のでしょうか。最近ケータイメールの文面がやけに単語の羅列なのが気になりますが。
そんな親分と新宿のepsiteへ。榎並悦子さんの写真展「ランデブー Avec lumie re et une ombre de Paris」を見に行った……のですが、18時閉館なのに着いたのが18:01。あー残念でした……と思ったら、ちょうど帰ろうと外へ出てきた榎並さんとばったり。
お願いしてちょっとだけ……epsiteの皆さんスミマセン。
榎並さん。撮られたら撮り返すのがイギリス紳士です。って榎並さんの写真はパリだった。
謎のキラキラ魚眼レンズで会場を撮りました……ってモロ自分が写っとるやん。まあこの種と仕掛けは会場にて。新宿にいながらパリの薫りが漂う、榎並さんらしい素敵な写真展です。ただし明日の10:30~15:00までですのでご注意を。
一方、山本おじさんの写真展は明日から25日(水)まで。僕もまだ飾り付け中の状態でしか拝見していませんが、これぞプロの仕事といった内容です。実は僕の写真展とまったく同じプリンター・同じペーパーで(さらにいえば同じプリント技術者さんが)焼いているのですが、丁寧にスタジオワークをして撮るとこんなに美しく仕上がるのか……とちょっと感動。
そのへんのお話は21日(土)19:15からのギャラリートークで聞けると思いますので、お時間のある方はぜひどうぞ。シカノは遠く沖縄の果てから見守っております……。