2009年11月7日土曜日

お勘定は…?

自宅缶詰生活3日目のランチは……近所のスーパーの「日替わり大盛弁当」(笑)。



昨日さんまを買ったついでに惣菜コーナーを眺めていたら、この弁当を発見。ああ、そういう手もあったか……と思って今日はこれにしました。大盛の明太子ご飯におかず5品がついて350円。この値段ならカップの味噌汁をつけても490円で収まります。さだまさしもびっくりだ。



ひとり暮らしが自宅であれこれ食べようと思うと、どうしてもコストパフォーマンスが悪くなってしまうのが悩み。それをこの「日替わり大盛弁当」は一挙に解決です。
でもそんなもん写真に撮っても誰も見たくなさそうなので、代わりにこれをご紹介。






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GABANスパイスドレッシングです。ってなんだか紹介の仕方が某くわりんのブログみたいですが……。



これ、サラダ以外にも焼き肉のタレや炒め物の隠し味など、いろいろ使えるんです。こないだは焼いたカジキにかけたら、まるでフランス料理のような味わいになりました。






ところで昨日は北京の魚市場について書きましたが、中国の古い家屋では水回りが整っていないので、外食という家庭も多いようです。北京や上海も日本でいう大衆食堂のような店がそこかしこにあって、夜になると地元住民でごったがえします。



その代わり日本式のお弁当は見たことがありません。北京にはセブンイレブン、上海にはファミリーマートが結構あるんですが、やはり弁当は置いていません。中国人はみんなでわいわい食べるのが習慣なので、弁当というのは馴染まないんでしょうかね。
オフィスで働く人も、昼はだいたい外で食べています。あるいは大きなビルになると社員食堂のようなものがあり、みんな仲良くランチをしています。






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■EOS 5D MarkII+17-40mm

今年3月に上海に行ったときの写真。もうすぐ再開発で取り壊すという古い町で、一軒の食堂に入りました。隅のテーブルでひとり麺をすすっていたら、大きなテーブルを囲んで食べていた中国人たちが「おい日本人、こっちに来い」と。
老若男女10人くらいが輪になっていたのですが、聞いたらご近所さん。なかには親子や夫婦もいたのですが、関係なくみんなで大皿をつっつき合っていました。
そして僕にもこれ食え、それ食え、ビール飲め、タバコ吸え、そして最後は上海名物のあれを食え……そう、写真の中央でてんこ盛りになっているザリガニ。僕があえて微妙に避けていたザリガニを食わされました。
ちょっと泥臭くて最初は「おえっ!」だったんですが、ピリ辛の味付けがなかなか絶妙で、結局やめられないとまらない状態に。



でもこれだけ食わされて、お勘定はどうすればいいんだろう……と思って、一緒にテーブルを囲んでいた店のおばさんに恐る恐る「多少銭?(いくら?)」と聞くと「5元」。自分が頼んだ麺の分だけでいいと。
他の中国人たちに「ハオマー?(いいの?)」と聞くと「没関係!没関係!(気にするな)」。まあそれはありがたいのですが、あれだけいろいろな家族が入り交じって、彼らはどう支払いを済ませるのかが有関係です。割り勘なのだろうか……。