2009年11月28日土曜日

悪魔カメラ

12月18日に発売される「デジキャパ!」1月号に、次号予告によると“部屋に飾りたいすてきな付録”が付くそうです。


で、その付録の撮影のため、今日は都内を歩き回りました。どんな付録なのかは学研パブリッシング・メンズライフ編集部の企業秘密です。




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■カメラもナイショ


誰かの悪魔レンズに対抗して、ピント極薄(?)の悪魔カメラで撮ってみました。悪魔のようにクセになるカメラ、ということです。


しかし都心はイチョウが鮮やかに色づいています。赤い紅葉もいいんですが、江戸っ子としてはやはり黄色いイチョウを見ると和みますなあ(イチョウは東京都のマークにもなっています)。


渋谷のスクランブル交差点でも撮影したのですが、大勢の外国人観光客がカメラを構えていました。外国人には何かひっかかるものがあるんでしょうか……。


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この女性はガードレールによじ登っています。連れの男性2人が必死にサポートしていました。どんだけ一生懸命なんだ……。



渋谷の後は新橋→銀座と移動しながら撮影。ってことで昨日オープニングパーティーにおじゃましながら、肝心な作品を全然見ていなかったモンゴルマンこと清水哲朗さんの写真展「The Creation」に寄ってみました。


展示している写真は先月小さなプリントで見せてもらっていたのですが、やはり大きく伸ばして額に飾ると全然違う印象ですね。風景の写真展でここまで見入ってしまったのは久しぶりです。
「The Creation」といえば僕が生まれる前に出版されたエルンスト・ハースの代表作のタイトルで、僕も写真集を持っているのですが……。それだけに清水さんのタイトルを聞いたときは正直「勇気あるなあ……」と思いましたが、じっくり展示を見て「やっぱりやるのう……」と感服しました。もっとも本人はエルンスト・ハースをあまり意識していないようですが……。


■清水哲朗写真展「The Creation」
キヤノンギャラリー銀座
2009年11月26日(木)~12月2日(水)10:00~19:00
※11月30日(日)は休館
※最終日は15:00まで


昨日の毎日新聞でも紹介されていました(ウェブ版はこれ)。僕の写真展のときも旧知の記者さんが記事を書いてくれたのですが、清水さんもやはり知り合いだったそうでちょっとびっくり。世の中狭いですなあ。



その後は三愛のRING CUBEへ。やっとこさコザワ巨匠がリコーGXRで撮影した特大パネル(ここを参照)を見ることができました。まあ写真自体はカタログで見ているんですが、あの小さなカメラでここまで伸びるのか……と思うとGXRが猛烈に欲しくなるというか、なんとなく買ってしまいそうな気分なのですが……困ったな。もうすぐ車検だし。



さらにそのまま夜の銀座を撮っていたら、土屋親分からケータイに「撮影してるんですか?」という超ショートメールが……。ええ撮影してますよ、してますとも。っていうか親分はiPhoneで僕を監視しているんでしょうか? っていうかiPhoneにそんな便利な機能があるんでしょうか? まあ監視してくれていると意外と好都合だったりするのですが(笑)。


というわけでふた駅だけ地下鉄に乗って、親分御用達の築地デニーズへ。終電近くまで四方山話をして、帰ってきましたとさ。